平成13年12月20日号
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すし券「有効期限(5年間)設定」を承設
 来年4/1から、大阪の提案で全国一斉に
大阪府鮓商生活衛生同業組合(半田 和正理事長)の平成13年最終理事会が12月6日、新大阪のメルパルクOSAKAで開かれた。

すし券については、平成14年4月1日から5年間の「有効期限」を設定する事に対し、改めて理事会の承認を得て再確認した。また、先の「大阪すし祭り2001」が例年以上に盛況だったことなどが報告された。

盛大に「大阪すし祭2001」
 ”元気なすし屋”をアピール


組合員と消費者が、すしを通じて秋の一日を目いっぱい楽しもうと、組合主催の「大阪すし祭2001」が11月27日、堺市中百舌鳥の南大阪地場産業振興センター(通称:じばしん)で、盛大に多彩に開催された。

事業委員会の発表によると、来場した組合員は昨年の倍以上の640人、一般消費者は約8000人。すし用品特売市はじめ、すしや鰻丼の販売、マグロ解体ショー、すし技術コンクール、カラオケ大会、そして大抽選会など相次ぎ開催、不況に負けない元気なすし屋をアピールした。

高野さんが知事賞連覇(すし技術コンクール)
 プロの仕事に市民ら感嘆


すし祭では技術委員会と青年委員会が担当して「第10回すし技術コンクール」が開かれ、約30人の選手が出場、日頃の練習の腕を競った。課題は近畿ブロックのコンクールに合わせ、前回同様「関西ずし・江戸盛り競技」。制限時間40分の間に、バラン切り、中巻き、キュウリ巻き、鉄火巻き、ケラ箱、バッテラを各1本と、握り22個をつくり、尺3寸のすし桶に盛り込む。服装や身だしなみ、仕事の段取り、仕事ぶり、後片付けまで厳しくチェックされる。

コンクールでは、審査員が採点表を手に選手の前に立ち、また一般市民はプロの仕事ぶりを見ようと、何重にも人垣をつくり、慣れない選手達は否応なく緊張の連続。余裕を持って仕上げた選手がいた反面、時間オーバーの選手もいた。出来上がった作品は、会場にずらり展示。組合員や若手従業員らは、作品の良し悪しを検討、市民らはいずれも見事な出来栄えに賞賛の声を挙げていた。

今回大阪府知事賞に輝いたのは、高野健司さん(寝屋川支部・さかえや)。大阪市長賞は河合進さん(茨木支部・三府すし)、堺市長賞は木下真さん(北支部・阪急食品工業(株))、理事長賞(優秀賞)は水島数尚さん(旭支部・すし一)他全員。高野さんはバラン切りの部で優勝以来、前回、前々回、近畿ブロックコンクールを連覇、通算3度目の知事賞受賞。表彰式の後、大阪府の鈴木食品衛生課長は「安全で美味しく、職人の心意気がすしの楽しさ。これからも食品衛生の向上へ一層の努力を」と祝辞を述べられた。

大阪府知事賞
高野 健司さん
大阪市長賞
河合 進さん
堺市長賞
木下 真さん
すし富の「山海弁当」に優秀賞
 ヘルシー外食フォーラム開催
大阪ヘルシー外食推進協議会(椋本彦之会長)の「ヘルシー外食フォーラム2001」が11月28日午後、大阪市北区の新阪急ホテルで開かれ、今年のヘルシーメニューコンテスト入賞者の表彰や講演会が行われた。

1次審査、2次審査を経て、ヘルシーメニュー部門の優秀賞には、すし富(東住吉支部)の「山海ヘルシー弁当」が選ばれた。

すし富「山海ヘルシー弁当」
手軽に出来るヘルシー弁当を考えました。1日30品目の食品を摂ることが健康食の目安ですが、この弁当だけで30品目をクリア。動脈硬化予防に背の青い魚、脂肪は少なく食物繊維はたっぷり、お酢の力でパワーも十分、色合いも美しく、食べやすさにも工夫しました。(作品添書きより)