平成14年1月20日号
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大阪大会の成功へ全力(半田理事長)
 新年に熱い期待を込めて
新年明けましておめでとうございます。皆様には、新春おひとりおひとりが、さわやかな良いお正月をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

さて、いよいよ全すし連の大阪大会が来年に迫ってまいりました。これから準備段階に入るのですが、一応、来年の11月5日(水)に大阪国際会議場とリーガロイヤルホテルを仮予約しております。万博以来、33年ぶりの大阪大会です。全国的に恥ずかしくない大会にしたいと思っていますので、よろしくご指導とご支援をお願いいたします。
終わりに組合の今後ますますの発展と、組合員の皆様方のご家業のご繁栄とご健勝、そして商友会会員商社様のご繁栄をご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
全国大会へ準備GO!
1月定例理事会は17日の午後、正副理事長会、執行部会に続いて大阪鮓会館で開かれた。来年秋に予定されている全すし連の「第46回大阪大会」まで2年足らず。早々にも、いよいよ本格的な準備に取りかかる年のスタート。半田理事長は「成功へ皆さんの格段のご協力を」と年頭の挨拶で要請した。また、恒例により、副理事長、各委員長ら役員が新年の抱負等を述べた。
2月3日(日)は節分丸かぶり
 企画多彩に「幸運巻き」
「鮓」の組合文字、大阪だけに
 愛知県も「すし」に
愛知県鮓商生活衛生同業組合(長嶋宗廣理事長)が、組合の名称に使用している「鮓」の 字を、ひらがなの「すし」に変更することが、昨年暮れの理事会で決定した。全すし連加盟の組合で「鮓」の字を使っているのは、19、「すし」は17、「寿司」は5組で、「鮓」は愛知と大阪だけだった。

愛知組合では、全国的に「鮨」と「すし」が多く、また最近では読めない人が多くなってきたとして、変更を理事会に提案、「すし」への変更が大勢を占めたという。

大阪の1月の理事会で半田理事長がその他でこのことを報告、「鮓を使うのは大阪だけ、いわば貴重な存在となる。鮓の字には謂われも歴史もあるので、今のところ変えるつもりはない」と話した。

実は大阪組合でも文字の変更が理事会で話題になったことがある。平成6年、新しく組合名簿を作る際、「鮓の字を読んでもらえない」として、ひらがなの「すし」にという意見が出された。しかし、当時の浮田理事長(故人)の「私の目の黒いうちは、現状のままでいきたい」との一声で、変更されなかった。
「カキ」「フグ」について(生活衛生のページ)
 取り扱いに注意を
カキ 生食提供は自粛を
大阪府の食品衛生課によると、「SRSV食中毒は11月から3月までの冬場に多いのが特徴です。カキなどの貝は海水をろ過しエサを摂っており、夏場は微生物が体内で活発に動くが、寒いと活動が鈍くなり、ウイルスを排出しにくくなるためです。飲食店ではカキを使う場合は、鮮度の良いものを選び、保存の温度管理をしっかりし、十分加熱して提供して下さい。また、生食の提供はひかえるように」と話している。

フグ 事故防止に万全を
フグによる食中毒は平成元年以降、全国では平均10〜30件、大阪では6〜9年と12年以外は1〜3件発生している。事件を起こした営業者は、社会的・道義的責任と同時に、行政上の処分(食品衛生上法および条例に基づく営業の禁止・停止)、刑事上の責任(刑法および食品衛生法に基づく刑事処分)、民事上の責任(損害賠償)という法的責任を負うことになるので十分な注意が必要。
がんばってます!「三府すし」
 “人”を育てるため店舗展開
「私たちの仕事は人を育てることです。だから能力を発揮してもらう店が、次々と必要なのです」と社長の岸中雅之さん。現在、茨木市を中心に8店舗を展開、今年は回転ずしにも進出する。

三府すしは昭和26年、大阪市旭区で父君・明さんが開店(現「旭大宮店」)。その後、茨木市に「茨木大池店」「南茨木駅前店」「茨木駅前双葉店」を開店。雅之さんが社長に就任した平成3年後も、仕出し・出前専門店「茨木真砂店」と「JR茨木東口店」、平成11年からは国道沿いの摂津市に「摂津一津屋店」、茨木市に「茨木インター店」と相次いで大型店をオープンした。その間、老朽化した店舗の移転、新装、拡大を繰り返してきた。バブル期ならいざ知らず、今も進撃の勢いは止まらない。

その原動力となっているのは「人」だと即座に岸中社長。「生き生きした職場づくり店づくり」を通じて、地域の人たちにおいしいものと真心あるサービスを提供し、満足してもらいたい、というのが同社の使命。そのためには、働く人みんなが目標を持って、能力を思う存分発揮してもらうことが不可欠。

現在、正社員は調理部門を中心に約50人、パートとアルバイトを入れると130人を超える。社員のほとんどは高校の学卒、新規開店時には中途採用も入れる。今年4月には茨木市で回転ずしに乗り出す。敷地400坪、80坪の店に63席、35台分の駐車場を設ける。「今や回転ずしだからどうこう言う時代ではありません。お客においしいものを提供しさえすればいいのです」。

昨年暮れのおせちは前年比20%増の1,200個、「年越しずし」と名付けた木箱入り棒ずし3本セット(5,000円)も予想以上に売れた。
昨年11月、組合の技術コンクールに4人が参加、一人が大阪市長賞を受賞した。今年の近畿ブロック、来年の全国コンクールにも挑戦する。
合格率かなり低く58.0%
 大阪府調理師試験
大阪府の平成13年度第2回調理師試験は、昨年11月に実施され、その結果が12月20日、発表された。

それによると、受験者数は2,717人、うち合格者は1,575人合格率は前回よりかなり低く58.0%。ちなみに平成13年度第1回は3,057人が受験し、2,192人が合格、合格率は71.7%だった。

なお、平成14年度第1回の試験は、ことし6月に行われる予定。