平成17年10月20日号
第554号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
理事会より
 「ゆうせん電話」に加入を
 
10月定例理事会が13日、大阪鮓商会館で開かれ、全国生衛組合中央会推薦の『ゆうせん電話』への加入促進、すし券の将来展望などが議題。開会の挨拶で半田理事長が次のように挨拶。「選挙は自民党が大勝し、各種問題に努力してもらいたい。決して自民党が悪いというのではないが、米英のように二大政党が切磋琢磨する環境がよいとの意見もある。いぜん厳しい経営環境は続くが、元気を出して頑張りましょう」

全国すし連など16団体が加入する全国生衛組合中央会が、組合員と組合双方にメリットのある「ゆうせん電話」への加入を呼びかけている。すし店など生衛業界店舗の通話は71.5%が2分以内との調査結果から、2分単位で6円の料金設定でNTTと比較すると最大40%、平均29%も安く、絶対お徳。
 ■手続き費用は実質0円
 ■手続きは簡単
 ■利用方法は従来と同じ 
問合せは組合事務局エ06-6538-3121
趣向こらし第48回全すし連宮城大会
 大会宣言採択、記念講演、表彰など
 






第48回全国すし連宮城大会が10月18日、仙台国際センターで開かれた。全国から約1300人、大阪からは47人が参加し、業界振興への6つのスローガンと大会宣言を採択した。

大会は午後1時、牡蠣の森を慕う会代表・畑山重篤氏の記念講演「森は海の恋人」でスタート。相澤宮城県理事長、森会長の挨拶に続き表彰式へ。大阪組合からは藤井情報化委員長への厚生労働省健康局長表彰をはじめ多数の組合員が表彰された。

来賓を代表しての祝辞は厚生労働大臣・尾辻秀久氏、宮城県知事・浅野史郎氏、仙台市長・梅原克彦氏。恒例の参加各県の紹介等があり、新潟県組合の阿部理事長が先の中越地震での義援金へのお礼、国際渉外委員長の嶋宮勉氏が加藤駐米大使のメッセージを代読。次年度開催の静岡県組合員らは「来年は静岡県でお待ちしています」と呼びかけた。

式典終了後は青葉城公園でミニエキスカーション。マグロ解体ショーや牛タン、ずんだもちなど名物の模擬店が開かれ、六郷すずめ踊りが祭りムードを盛り上げた。懇親会は仙台国際センターへ戻って地元に因んだ歌や踊りなど次々披露。フィナーレはさとう宗幸氏が「青葉城恋歌」を歌い、大きく盛り上がった。
格安でお店のHP
 すしてんドットコム http://www.sushiten.com
 
全国すし連が推奨おすし屋さんのインターネットサイト【すしてんドットコム】が今年度7月から全国展開がオープンしました。9月末現在で、全国19都府県の各お店の登録が始まっています。【すしてんドットコム】は、日本最大のYAHOOホームページ検索で「すし」をキーワードでクリックするとトップページに掲載されます。

全国すし連の平成17年度スローガンのひとつ「各組合にホームページを立ち上げ、ネットワークを拡充し、広告宣伝事業を活発に展開しよう」を推進するものでもあります。
通常、新規のホームページ開設には1万円以上かかっていたので、かなり割安でお徳。また、【すしてんドットコム】はすし屋専用のサイトなので、検索も簡単で注目度も高いので、この機会に登録を。

特徴として
【登録料が格段に安い】
525円/月 (年間6300円/年一括口座振替)
【書き換え簡単】
ご自分のパソコンでブラウザ画面から可能
(おまかせ更新は、1,260円/年2回)
【効果がある】
消費者の眼に触れるよう、常時ネットでイベントを開催

各お店のホームページは
店名/電話/所在地/最寄り駅/お店の紹介/昼夜・宴会メニュー/営業時間/休日/カード使用種類/画像3枚迄
が主な掲載項目ですが、全てブラウザが面から簡単に書換が自由自在です。また、6画面追加掲載できるオプションもあります(1,050円/月・12,600円/年一括)

お問い合わせ・お申し込みは、
全すし連事務局(エ03-3541-8337 林崎・中谷氏)、
(有)ビズ・ジャパン(エ03-5355-4012 宮下氏)へ。
大型食中毒が多発
 加熱調理の徹底を
今年は暑かったせいか食中毒が多発している。大阪府健康福祉部食の安全推進課がまとめた9月末現在、発生件数が71件と昨年より9件増、患者数は556人増で2108人。「これから冬場はカキなど二枚貝によるノロウィルス中毒が毎年急増する」と注意を呼びかける。ノロウィルスは人の腸内のみで増殖し(貝や食品中では増殖しない)、ごく少量で感染し、感染力が強いため、カキなど二枚貝の生食は避け、中心部まで十分加熱する。

■ 食中毒の3原則―
 「細菌をつけない(清潔)」
 「細菌を増やさない(迅速・温度管理)」
 「細菌をやっつける(加熱)」
 
がんばってます!
 寝屋川支部 喜多八本店
 
加藤丈夫さんが京阪・寝屋川市駅すぐ近くにすし店「喜多八」をオープンしたのは昭和39年、24歳の時だった。弟と板場2人、奥さんの康江さん(当時婚約中)と5人でスタートしたところ大繁盛。しかし2年目に食中毒で3日間の営業停止。その2年後に法人化、店舗を5階建てに。ほぼ同時期に国道170号線と府道寝屋川枚方交野線の角地に現在の本店をオープンし、それまでの年商約3億円から一気に5億5000万円まで増えた。

現在、同店の売上げは仕出しが7割、店が3割。仕出しは手頃なメニューの「手まり弁当」が1000円位と安いが、そのお値打ち感で次に繋げたいから宣伝費として喜んで届ける。定食を約20種類揃えた昼食帯は、2回転100人平均が来てくれるが、夜は1回転止まりで少しさびしい。「すし屋の対面商売と時代とのズレを感じます。徹底的に上物のネタを揃えるか、大衆路線でいくか。」と加藤さん。
約40年の間に同店から独立した人は15人もいる。が、バブルが崩壊し、元従業員が10数人が加藤さんを頼って帰って来た。「けんか別れした仲ではないので一緒に頑張っていきたい」と。全員が心を一つにした気持ちいい接客態度が店にみなぎっている。

【(有)喜多八本店】寝屋川市秦町2-8、072-821-0883。
初の次世代との交流会
 阿倍野支部で忌憚なく意見交換
現役経営者と次世代後継者との交流会が10月11日、阿倍野支部(金町義治支部長)で開かれた。
経営者側が自己紹介と後継者問題について、続いて後継者がそれぞれ考えを披露。

この日一番の成果は意見の違いがあって当たり前、衝突しても相手の気持ちや考えを理解し合うことの大切さが、繰り返し話し合われたこと。今後も組合行事に息子さんの参加を呼びかけ組合活動を理解してもらい、交流を深めていくことにしている。


親父から息子へ―
■ 大松寿し (岡輝夫さん)
  健康が第一。第二は商売に徹すること。回転ずしなどのしわ寄せはあるが、
  店を継いでくれる息子たちと一緒に粉骨砕身、頑張っている。
■ はりま屋(奥田耕治さん)
  後継者と親父がぶつかるのは当然だが、けんかはいけない。後継者がいるのは嬉しい限り。
  いいものを良心的な値段で提供し、真面目に商売すれば大丈夫。
■ ぴょいフードビジネスやま(山口清成さん)
  今は息子が社長。後継者がいることは幸せ。過去を知った上で新しいものを取り入れてもらいたい。
■ つるが丘松すし(後藤象次郎さん)
  回転ずしの前に店。少しずつ子供連れのお客が帰ってきている。
  息子たち二人が店に入ってくれると言い、親父として責任を感じている。
■ 河堀口松寿し(金町義治さん)
  二代目の私自身、親父と経験した葛藤を今息子と続けている。
  励みがいのある、夢の持てる店として継がせてやりたい。