平成18年4月20日号
第560号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
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理事会より
 今夏「(仮称)納涼大会」計画/第48回総代会は5月25日帝国ホテル大阪で

平成18年度初の理事会が4月13日、大阪鮓会館で開かれた。

半田理事長は「最近、東京や愛知は景気がいいと聞くが、中小企業が多い大阪は今ひとつ。早く景気が回復することを期待する」と挨拶。井上副理事長の司会、中野副理事長の議長で議事に移った。

第48回総代会は5月25日(木)、帝国ホテル大阪で開催。
「にぎりずし」講習会
 5月23日 大阪鮓会館で
青年委員会(土井一友委員長)ならびに青年研究会(福井良一会長)では、3月開催の『関西ずし』に続いて『にぎりずし』講習会を開催します。今年11月22日(水)に開かれる近畿ブロックすし技術コンクールへの出場選手養成のためですが、勉強にもなるので多数ご参加をお待ちしています。

▼日時
  5月23日(火) 午後2時30分〜4時30分

▼場所
 大阪鮓会館3階会議室

▼模範演技
 割烹司(堺東支部)岡田伸行氏(第7回近畿ブロックコンクール第3位入賞)、
 なるを(吹田支部)成尾友紹氏(同第9回コンクール第3位入賞)

※参加費無料
 受講及び実習希望者は事前に組合事務局までTEL:06-6538-3121
盗難すし券、今後も換金と発表
 盗難すし券について滋賀県組合
平成14年5月、滋賀県組合の事務所からすし券8590枚が盗まれ、 その後京都や大阪の一部地域で使用されたことで、全国すし連では、これら盗難券への対応を滋賀県組合に求めていた。

同組合(川西昇理事長)では「持参したお客の盗難券は正規の券と交換」「やむを得ず受け取った盗難券は換金する」という方針を決定し、3月9日全国すし連(森茂雄会長)に通知した。
がんばってます
 「むろ多」北新地店
大阪市港区天保山が本店の日本料理むろ多(室田光弘社長)が3月27日、北新地店をオープンした。同社は戦後間もなく天保山ですしと串カツの店として先代の室田心一(むねはる)氏が創業し、60周年を迎える。先々代は千日前で料理旅館を営んでいた日本料理を引き継ぐ家系。

北新地店を仕切るのは同社専務の室田大祐氏。こんな不景気の時にと誰からも言われたが「北新地のど真ん中で、本当の日本料理を提供できる店を」という永年の夢を実現した。場所は新地本通りの桜橋寄りのピアーズ8(エイト)ビル1階で、カウンター10席と座敷が6人部屋と2人部屋各3つ。ふすまなどを外せば35人まで迎えられる。開店から3週間、案内状を出した顧客ほか連日30人前後が来てくれ、まずは手応え十分な滑り出しといえそう。

職人は現在4店合わせて約20人、全員が阿倍野調理師学校の卒業生で、調理師業界の技能五輪に従業員が毎年入賞している。「本当の日本料理を出す店が少なくなった。それなら自分で多店化して学ぶ場を提供し、将来はのれん分けなどで独立してもらいたい」と大祐氏。

現在、日本調理師連合会会長室師範、大阪府調理師会理事など業界の要職多数。調理技能士会会長として技能検定試験の審査員、ふぐ調理講習会の講師、阿倍野調理師学校の講師も務める。

4月24日大阪天満宮、春の鎮花祭で成真四条流の式包丁を奉納する「うそをつかない日本料理」がモットーの料理人がここにいる。
 
調理師試験
 願書受付は5月10〜12日
平成18年度第1回「調理師試験」が6月17日(土)に実施される。要項は次のとおり。

【願書の配付】
 4月3日(月)から府内の各保健所(支所含む)、大阪市内の各保健センターおよび
  大阪府健康福祉部食の安全推進課などで

【個人願書の受付】
 5月10日(水)〜12日(金)、午前10時〜正午と午後1時〜4時、
  場所は大阪市中央区大手前3丁目、大阪府庁新別館北舘4階多目的ホール

【試験日時】
 6月17日(土)午前10時30分〜午後0時30分、
  場所は堺市学園町1-1大阪府立大学・中百舌鳥キャンパス

【合格発表(合格証書交付】
 7月18日(火)、 午前10時〜正午と午後1時〜4時、
  場所は大阪市中央区大手前3丁目、大阪府庁新別館北舘5階会議室

【問い合わせ先】
 大阪府健康福祉部食の安全推進課 tel06-6941-0351(内線2568〜9)、
  大阪府(食の安全推進課)のホームページでも掲載
 
すしや万歳
 
洋食か何かやっていて転職したのだと思うが、大繁盛店を作っている。
盛りつけ、すしの握り方が面白い。

商売のやりかた、原価のかけ方、目の付けどころが良いし、1人で60〜70人の客を軽々とさばく。こんなの見たことない。最近熱々のシャリで握るところが多くなっているが、この店も熱い。でもこれは大阪鮓には不向きだ。この流れが、これからのすし業のあり方を変えてしまう予感がする。


タコが非常に高い。頭に乗っているタコの子から高値で売り、小タコも無制限で取りつくす。イワシもない。イカも世界的に不足。やりたい放題では明日はない。
 
激辛一言
 すし屋を愛するお客から6
「店の中だけが商売やない」

商売人は、いつ、どこで会っても店の看板しょっている。大変やと思う。でも、せめて店の前では意識せなあかん。

休憩中であろうが、ケイタイ電話を片手に、タバコを吸いながら店の前に立ち、話続ける。それが店長や主任であったら最悪。いい客は来んし、馴染みの客も来へんようになってしまう。上向きになるのはなかなか、下向きになるのはアットいう間。でも、たいした努力もしていないから仕方のないこと。

頭を下げすぎても減るもんやない。自然と頭が下がる人ほど人間の器量の大きさがわかる。反り返ってたら、しまいに起き上がれんようになりますよ。