平成19年2月20日号
第570号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
2月定例理事会
 半田和正理事長
組合の2月定例理事会が8日午後、大阪鮓会館で正副理事長会に続いて開かれた。
司会の井上副理事長が「けがで加療中だった理事長代行の門口副理事長が元気に復帰された」と紹介。門口氏から「ここしばらく半田理事長の代行を勤めさせて頂くので、何なりとご相談を」と挨拶。
山田副理事長が議長となり審議に入った。
「有効期限2006年12月31日」のすし券
 換金は、2月28日(水)までに
平成14年発行分から、すし券に5年間の有効期限を財務当局の承認を得て設定、「有効期限」2006年12月31日」と表示のすし券は、昨年末に初の期限を迎えました。
お客様がすし券を持参された場合、レジの際、有効期限を確認の上、期限切れについては丁重にお断りしてください。
また、有効期限を迎えたすし券の換金は、今年2月28日(水)までとなっています。全国統一事業ですので、いかなる理由があろうと特別扱いはできません。
今春からすし券デザイン一新
 新たに偽造防止の特殊加工を採用
全国すし連(森茂雄会長)は今年3月から、すし券のデザインを一新します。平成元年にすし券事業を開始して以来、19年ぶりの更新。
新しいすし券は、宮城県が提案したデザインを採用した。赤と黒をベースに、にぎりずし3貫を配したシンプルで高級感あるデザイン。表面の銀色に光る「すし券」の文字が偽造されにくい特殊な印刷が特長。全国すし連のホームページも表示し、ネットからすし券の取扱店の検索もできるようにしている。
正統技術披露会
 大阪組合よりにぎり3人、巻1人参加
全国すし連(森茂雄会長)の「正統技術披露会」が2月27日(火)午前10時から、東京都墨田区のすみだ産業会館で開かれる。従来の技術コンクールに代わるもの。
同披露会には、各ブロックならびに東京から「にぎりずしの部」「巻きずしの部」に調理師を派遣。近畿ブロックからは大阪から4人、京都2人、滋賀1人が出場。
大阪を代表するのは、はりま屋(阿倍野支部・奥田耕治社長)の長野佑紀さんがにぎりずしの部、松田智仁さんが巻きずしの部に。また、三府鮨(茨木支部・岸中雅之社長)からは渡龍博さんと福岡裕二さんが、ともににぎりずしの部に挑戦する。
   
長野佑紀さん(左)と松田智仁さん(右)
=「はりま屋」北畑店で
渡龍博さん(左)と福岡裕二さん(右)
=「三府鮨」摂津一津屋店で
2007年世界陸上大阪大会
 “応援団”に参加を 〜ポスター、募金箱など〜
今年8月25日(土)から9月2日(日)まで、住吉区の長居競技場で世界3大スポーツの一つ、第11回「IAAF世界陸上大阪大会」が開催される。世界212の国と地域から選手、役員、報道関係者ら約7,000人が大阪に結集。より速く、より遠く、より高く、世界のトップアスリートたちが世界新記録を競い合う。
この滅多に訪れることのない大きな大会を盛り上げ、成功させることは、大阪と大阪人の心意気を国内外にアピールする絶好の機会と、同大会の後援会「なにわ陸上応援団」(田中清三会長=大阪府飲食生衛組合理事長)が設立された。
同応援団では、すし組合員にも次の内容につき協力を呼びかけている。
 1)お店への公式ポスターなどの掲出
 2)お客に募金を呼びかける募金箱の設置。
  (マスコットキャラクター「トラッフィー」のぬいぐるみを提供)
 3)募金協力者へ渡すオリジナルピンバッチの提供(500円以上の協力者に)
 4)後援会の個人会員への入会(3,000円)
申し込み、問い合わせは組合事務局または世界陸上組織委員会内ー応援団連絡所
 TEL:06-6533-0780へ。
   
世界陸上大阪大会の公式ポスターとマスコット“トラッフィー”(右)
がんばってます
 東支部 『末廣家』〜大阪ずし「味覚三代」ファミリーが力あわせて〜
 
船場に続く大阪のビジネス街、船場センター街そして、ここ5〜6年の間にマンションが林立し、さらに40階規模の高層マンションも計画中という町のど真ん中に、昔ながらの佇まいで「末廣家」(山田忠治さん経営)の看板。表には箱ずし、鯖ずし、ちらしずしなど大阪ずしのメニューが、控えめに張られている。
同店の創業は明治15年だから130年余りの歴史がある。
山田さんは高卒後、出前などの手伝いから働き始め、実に50余年になる。
同店のメニューの大半は、大阪ずし。箱ずし(1,890円)、小鯛雀ずし(2,625円)、桶ずし(1,890円)、松前ずし(2,625円)、巻きずし(735円)、穴子押しずし(1,785円)、海老押しずし(1,575円)、バッテラ(840円)、ちらしずし(1,365〜1,890円)等々。
「“押しもん”のすしは大阪ずしのメインです。大阪で育ったすし屋は、手間暇かかっても、それを継承していくとが使命です」と山田さん。
冬場のこの季節、蒸しずしを注文するお馴染みさんも多い。にぎりずし(1,260円〜3,150円)、会席料理(7,350円〜)、松花堂(5,250円)も。
しかし、町が様変わりし、近くにあった会社の多くは東京に本社を移したり、他へ移転し、跡地にはマンションが建った。それまで、接待などで来てくれたお客がめっきり少なくなり、客単価も低くなり、会社関係の宴会もかなり減った。
店は、山田さんと“ファミリー”で頑張っている。メニューの表紙には、その名の通り「大阪観光協会推奨店“味覚三代”」とある。
すしや万歳
10年前までは、まだビラをまいたら忙しくなった。だから金がかかっても、また印刷しようと思った。今はすし屋の販促はあまり効果はない。物があふれているからだと思う。
節分の巻きずし、閉店10時のスーパーの10分前、特設台の上に巻きずしが山盛り。これではなんぼ半額でも誰も買わない。隣のコンビニのバイトが巻を買いに来た。「何本売れた?」「10本売れた」。そして「いつ作ったか分からんから、うちは買わへん」。
巻きずしもみんな慣れてきたらすたれる。ガンバッテ、この習慣だけは維持でも続けさせねば。