平成23年11月20日号
第627号
 
 
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平成23年12月20日号
実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
10月理事会
新規組合員獲得へ奨励金 3月末まで1店1万円「浪速 すしの認定制度」スタート
組合は11月10日、鮓会館で定例理事会を開催。藤井総務委員長の司会で開会し、井上理事長は、組合員増加へ新規組合員1店加入ごとに1万円を支部に奨励金を出すとこ、「浪速 すしの認定制度」の開始、来年2月23日に2回目の「日帰りバス旅行」を開くことなど発表した。
「浪速 すしの認証制度」に推薦のお願い
組合では日頃からすし技術の向上、お客様に喜ばれる店作り、サービス提供など、すし業発展に努力されている「個人」を「浪速 すしの名匠」、店舗を「浪速 すしの名店」として認証することになりました。これら情報は組合ホームページ、マスコミ、組合機関紙等を通じて業界内外に広く発信し、若手従業員やお店の励みとするとともに、すし業発展と組合活性化を目指します。支部長さん各位には、下記要領に基づき、該当する「個人」ならびに「店舗」のご推薦(自薦を含む)をお願いします。
〜〜〜記〜〜〜
  • 認証数 平成23年度を初年度とし、各年度「個人」5人以内、「店舗」5店以内。平成32年度まで10年間継続予定。
  • 推薦期間 初年度は平成23年12月1日〜24年2月29日
  • 認証式 平成24年5月に開催の組合総代会(総会)式典にて
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「浪速 すしの名匠」(個人)推薦基準
  • 調理師免許を取得していること。
  • すし業に従事し同一店舗で10年以上勤務していること。
  • 年齢は30歳以上、60歳未満(男女、二代目、三代目、従業員、家族を含む)
<補足>
  1. すし業に関する基礎知識を知るため、面接とすし職人としての常識的なテストを行います。
  2. 社団法人調理技術技能センターが行う調理技術審査・技能検定試験(通称=専門調理師)の有資格者、すし技術コンクール出場経験など考慮します。
  3. 本人の仕事ぶりなど見るためお店へ伺うことがあります。
  4. 「名匠」に認証された方は、組合の青年研究会への入会をお願いします。
「浪速 すしの名店」(店舗)推薦基準
  • 30年以上営業していること。
  • 過去10年間、行政処分を受けたことがないこと。
  • 組合運営に協力的で、支部の模範となっていること。
  • 日頃から経営に前向きで、メニュー作りなどに努力していること。
  • 反社会的な団体等と関わりを持っていないこと。
<補足>
  1. 衛生状態については、府、市、保健所などから表彰または優秀標の受賞など実績を考慮します。
  2. 選考にあたっては実際にお店へ伺うことがあります。
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推薦書用紙は組合事務局に用意しています。
問=組合事務局 TEL:06-6538-3121
つり銭詐欺にご注意!
マンション入口などで待ち受け
大阪府警察本部生活安全部は11月9日、組合に「つり銭詐欺が多発」と注意を要請した。今年に入っての出前配達サービスを狙って、約30件のつり銭詐欺が発生している。
対策はただ一つ、商品の受け渡し時に料金を受け取り、つり銭を渡すこと。不審に思ったら最寄の警察署へ。
問=府民安全対策課生活防犯活動第一係 TEL:06-6943-1234(内線34441)
ユッケ等提供に厳しい規定 10月1日から
国は10月1日、食品衛生法の一部を改正、施行した。本年4月ユッケが原因とみられる腸管出血性大腸菌による食中毒事件を受け、生食用食肉の販売、提供を規制した。
今後は専用設備による取扱い規制の他、店内に食肉の生食は食中毒のリスクがある等の表示が義務付けられた。
規定に違反した者は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金。
問=各市保健所、生活衛生監視事務所など
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▼申し込み方法
  1. 所定の用紙(組合に用意)に必要事項を記入しFAX06-6210-9504へ
  2. インターネットでは「大阪 経営力」から検索し申込みを。http://www.pref.osaka.jp/senmonka/
▼問合せ 大阪府商工労働部商工振興室経営支援課内・
OSAKA経営力アッププロジェクト事務局 TEL06-6210-9490
門口副理事長に単光旭日章 40年来の功績を讃えて
組合副理事長・門口久治氏(住吉支部「つり船・いわし亭」)が秋の叙勲で双光旭日章を受章した。
11月7日午前、府内受章者への伝達式が知事公館で行われ、賞状と勲章が伝達され、小川副知事から祝福と激励。門口夫妻は11月15日、皇居で秋篠宮殿下に拝謁する栄誉に浴した。
門口氏は昭和37年信子さんと結婚し「つり船」を開業とともに組合に加入。以後役員を歴任し、現在、大阪府生活衛生営業指導センターと同協議会評議員、大阪府食品国民健康保険組合理事。これらの功績を讃え厚生労働大臣賞など受章多数。
門口氏は叙勲について「まずは商売を一生懸命やりながら組合で活動してきた。組合の皆さんが支えてくださったお蔭」と感謝する。
健康な外食めざして
ヘルシー外食フォーラム2011 4部門のメニューを表彰
大阪ヘルシー外食推進協議会(小林芳春会長)が11月9日「ヘルシー外食フォーラム2011」を開催した。府民の外食を受け持つ飲食店が、ヘルシーな食事を提供することで健康増進をと、毎年開かれている。
参加者は飲食店経営者や調理師、栄養士ら約150人。応募総数77点の中から府民による人気投票、審査員による選考で「ヘルシーメニュー」「高齢者向けヘルシーメニュー」「ヘルシー朝食」「ワンコインヘルシー弁当」4部門の各入賞者を発表し、計15店に賞が贈られた。
経理の三宅一夫さん逝去
船場で大阪ずし一筋に
組合副理事長兼経理委員長の三宅一夫氏(西支部「みやこ」)が10月23日逝去された。行年92歳。
組合では昭和34年から理事等を歴任、独学で経理を学び、会計に明るいことは人語に尽きず、長年組合の会計責任者として経理を仕切ってきた。「大阪ずしは仕込みが命」と中具作りにも時間を惜しまず「体の続く限り大阪ずしを作りたい」と話していた。
葬儀並びに告別式は10月27日、シティーホール・ベルコにて、しめやかで故人の人柄を偲ぶ心温まる式が営まれた。
組合監事佐々木明氏逝去
組合監事・佐々木明氏(南支部「源常」)が11月7日逝去された。行年79歳。
佐々木氏は昭和39年にミナミで鮓・割烹店を開業し平成2年まで営業。現役引退後は、東大阪市の病院と社会福祉施設の顧問として給食関係の指導にあたってきた。組合では平成19年から監事を担当してきた。
お年寄りら「おいしい!」
堺支部 今年も福祉施設へ
堺支部(井沢良孝支部長)が9月14日、毎年恒例の福祉施設へのすし訪問を行った。出かけた先は特別養護老人ホームなど運営する社会福祉法人南の風「アル・ソーレ」。
当日は同施設の「敬老会」。老人ホームの広間では「アル・ソーレ鮨」と書いた暖簾の下、職人たちが威勢良く食べやすいように小さめにすしを握り、お年寄りたちは好みのすしを次々注文。デイサービス、グループホームでも振る舞われた。
職員は「いつも食の細い方も沢山召し上がり、手伝いが必要な方も手で食べられ、普段との違いにびっくり。本当にありがとうございます」と御礼の言葉。
この日訪問したのは、すし半堺店、池弥、榮寿司、すし亭幹、弥州長寿司から計6人。井沢支部長は「今年も喜んでもらい嬉しく思う」と話した。
飲食店も禁煙に向けて
受動喫煙防止へ協力を
大阪府では受動喫煙防止対策をさらに推進するため平成23年度の方針を決定し、一層の協力を呼びかけた。府の方針は次の通り。
  1. 府民がその施設を利用することが不可避なもの、公的な施設の全面禁煙を推進
  2. 家族連れや子どもの利用が多い飲食店の全面禁煙を推進
「季のすし」
蒸しずし
これも大阪の郷土ずしの一つ。寒い日、かつて軒先ですしを蒸す湯気に誘われて食べた味は、まさにほっこり。今は軒先はご法度だが、残したい冬の味。(はりま屋謹製)
すしや万歳
焼肉屋、そば屋、ラーメン屋、お好み焼、イタメシ、これらの飲食店は味も原材料もこだわって、とびきり旨くなかったら並んでまで食べに行かぬ。ところが回転ずしは、旨いとかまずいとかではなく、手軽に食べられるから。
茶碗蒸し、うどん、サラダも美味ではないが食べられる位の次元だ。ただそれだけで何百億も売れる商売。こんなの他にあるやろか。
すしはまだ庶民にはぜいたく品で、食べられたら幸せなんだ。
繁盛店の原理、明朗会計、とびきり旨いシャリ、品質保証、かならず本物を出す。仕入れの安い物は安く売る。
高い物は高くて良い。消費税は込みの値段を書く。まだまだすし屋はいける。客が客を呼ぶはずだ。臆せず進も!
どでかい星の一つが大爆発した。それが思い切り散らばって無数の岩石に。137億年前の宇宙の出来事らしい。
年月を重ねてボチボチみんな集まりだして惑星に。その時出来た一つの星が地球。46億年前のこと。みんな大体知っている話だが、こんな繰り返しが宇宙のシステム。
私の命もきっと、岩だったり火だったり、プランクトン、アメーバ、海草、ぺんぺん草、木だったり、空だったりしたことだろう。
何千万回も生まれ変わって、生きて、賢くなっているはずなのに、また今回の命も不完全燃焼で、もう終わろうとしている。沢山の失敗や挫折、経験した事、次の命に託そう。
どうなるんだろうか。昔も今も同じ地球の上に生きているのに、ず〜と生物は耐えて生きてる。ただ一歩一歩歩いて来ただけなのに、地球の下からガスや油や掘り返して、取り合いしているのは人間だけで、地球のリズムもバランスも壊している。人間が生きているのが罪なのか。
一年はもう終わる。時間の経つのは早い。来年も大変な年の予感。苦しいが、いくつになっても戦う方法はある。残された自分の仕事に没頭しよう。