平成24年1月20日号
第629号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
新年ご挨拶 新しい発想で組合を活性化
大阪府鮓商生活衛生同業組合理事長 井上正典
新年、おめでとうございます。
昨年3月の東日本大震災など、自然災害が相次いだ一年でした。
組合を取り巻く環境は年ごとに厳しさが増す中、常に前向きに事業を展開し、大きな成果を上げてきたと自負しています。昨年12月からスタートした「浪速 すしの<名匠>」と「浪速 すしの<名店>」認証制度。正統なすし技術を次代に継承するため努力されている個人とお店を顕彰する企画で、その情報は業界内外、マスコミ等へ発信し、消費者に組合店舗の魅力を周知していきます。
新しい発想で組合と組合員店舗のさらなる活性化を目指します。
年頭所感「稼げる」強い大阪めざして
大阪府知事 松井一郎
現在、大阪の経済や暮らしは厳しい状況にあり、この危機感をしっかりと共有した上で、大阪の成長を成し遂げる取り組みを進めます。大阪が存在感を増し、ヒト・モノ・カネを引き寄せる「稼げる」都市として発展し、その「稼ぎ」を、社会的に弱い立場の方々へのセーフティネットを築くことから、府民の安心・安全のための基盤づくりに投入する、こうしたサイクルを実現したい。
私の政治家としての信条は「信念と覚悟」。信じる道をとことん貫く。目標に向かって、ただひたすら前進してまいります。
各役員が新年の抱負  1月理事会
新年初理事会が1月19日大阪鮓会館で開かれた。藤井総務委員長が司会、井上理事長は新年の挨拶の後、次の報告を。
  • 単光旭日章を受章された門口副理事長の祝賀会への多数ご参加を。
  • 第2回日帰りバスツアーの定員はあとわずか。参加希望者は早急に連絡を。
  • 組合員減少に歯止めをかけるためキャンペーンを行っている。新規組合員の獲得へ努力したい。
なごやかに新年会  各来賓からメッセージ
理事会後、「割烹むろ多」(室田光弘氏経営)にて、来賓、商友会会員商社ら迎え総勢46人の懇親会を開き、井上理事長は「前向きに事業に取り組み、活性化させたい。ご協力を」と挨拶。
来賓の大阪府健康医療部食の山本安全推進課長は「各種事業を通じて、すし技術と衛生知識の向上に努力されていることに敬意を表する」。大阪市健康福祉局の川人優氏は、壺坂健康福祉局長のメッセージを代読。
アサヒビール(株)の米倉淳大阪統括支社長による乾杯の音頭の後、料理に舌鼓を打ち、和やかに交歓のひと時をともにした。
「浪速 すしの『匠』『名店』認証制度」 推薦期間を1年間延長しました
組合では日頃からすし業発展に努力されている「匠」と「名店」を認証することになり、各支部から該当する「個人」ならびに「店舗」の推薦を受け付けています。
〜〜〜記〜〜〜
  • 認証数 平成24年度を初年度とし、各年度「個人」5人以内、「店舗」5店以内。
    (平成33年度まで10年間継続予定)
  • 推薦期間 初年度は平成25年2月末まで
  • 認証式 平成25年5月の組合総代会(総会)式典で開催
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「浪速 すしの名匠」(個人)推薦基準
  • 調理師免許を取得していること。
  • すし業に従事し同一店舗で10年以上勤務していること。
  • 年齢は30歳以上、60歳未満(従業員を含む)

<補足>
  1. すし業に関する基礎知識を知るため、面接と簡単なテストを行います。
  2. 社団法人調理技術技能センターが行う調理技術審査・技能検定試験の有資格者、技術コンクール出場経験など考慮します。
  3. 本人の仕事ぶりなど見るためお店へ伺うことがあります。
  4. 「名匠」に認証された方は、できるだけ組合の青年研究会への入会をお願いします。

「浪速 すしの名店」(店舗)推薦基準
  • 30年以上営業していること。
  • 過去10年間、行政処分を受けたことがないこと。
  • 組合運営に協力的で、支部の模範となっていること。
  • 日頃から経営に前向きに努力していること。
  • 反社会的な団体等と関わりを持っていないこと。

<補足>
  1. 衛生状態については、府、市、保健所などから表彰または優秀標の受賞など実績を考慮します。
  2. 選考にあたっては実際にお店へ伺うことがあります。
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新春ご挨拶  新価値、付加価値の提案を
商友会会長 米倉淳
健やかな新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
昨年の日本経済は、経済環境・購買動向には向かい風の厳しい一年でした。
しかし、このような時だからこそ、常に前向きに、あきらめることなく、強い意志をもって商売に取り組む必要はあると思います。これからはお客様のニーズを把握し、新しい価値を創り出し、提供していく、価値競争の時代といえます。
寿司文化を通じて、新価値・付加価値を提案し、お客様のご支持・共感を広げ、明るく前向きなご商売が、より一層のご繁栄と大きな飛躍につながるものと確信しております。
新春ご挨拶  経営者が率先し研鑽を
全すし連会長 山縣正
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は東日本大震災が発生、関連する被害は国内全体に波及し先行きに不安を感じます。
こうした中、経済成長を見せるアジアからの観光客が徐々に戻り、外国人観光客が真っ先に食べたい日本食の上位にすしがあり、我々はこの商機を逃してはいけません。
組合事業に参加し、他の組合員とふれあい、意見交換を行い、ご商売に役立つ何かを見つける、それが最大の組合加入のメリットではないかと願っています。
また、飲食業で一番大事なことは、おいしい料理を適正な価格で提供し、お客様が会いに来たくなる、人気のあるご主人になる事です。
全すし連では強力に事業を推進して参りますが、今後とも経営者ご自身が率先して研鑽に努め、この逆境を乗り越え、頑張ろうではありませんか。
「季のすし」
バレンタイン
2月、コンビニなど小売業界はバレンタイン商戦に突入。イカ、エビなどでデコレーションしたハート型のちらしずしを中心に細巻き、イチゴを添えて。(はりま屋謹製)
すしや万歳
12月30日、忘年会をやりきって、最後のおせち、全員フラフラ。このまま全部31日中に仕上げるんかいな、不安がよぎる。疲労困パイ、重苦しい空気は無口な仕事で解る。「もう来年はやめとこ」命と引き換え、毎年そう思う。
しかし、やりきった。1月1日の空気は素晴らしい。透き通ったよどみのないすがすがしい空気だ。光だ。風だ。景色だ。
元旦は神の日だ。同じ昨日、同じ今日、同じ明日なのに、何でこんなに違うのか。「気のもんや」ではない。常に明日一日一日だ。明日節分やの気持ちで生きれたら、今日という日はいつもすがすがしい。
両手の甲に不似合いな1.5cm位の黒い毛が1本ずつ、同じ位置に生えている。暇に抜いてやろうと思うのだが抜けない。嫌がる。まぁジャマにはならないからほってある。
ところがある時、子どもにも同じところに同じ毛が1本ずつ生えているのでビックリ。こんなところまで遺伝子は守るか。顔が似てるとか、くせが一緒とかは納得できるが、地球上のすべての生き物は先祖があって今がある。気分を作ってくれた親を決しておろそかにするべからず。先祖の思いで今生きている。
商売の神様はえべっさん。娘が福娘に出たことがあって、一層身近に思うのかもしれないが、さい銭投げて、願い事をして、店に飾る福笹買って、そっから店に、家に帰るまで一切口を開いてはいけない。話しかけられてもものを言わず、そそくさと帰路に。神棚に奉納し、願い事を報告して始めて完了。
そんな昔からこんなルールがあったんだ。これって節分の巻きずしに通ずる。恵方に向かって、食べる前に願い事を三度お願いをして一礼し、無言で巻きずしを食べきる。
これ、大昔からのルール、徹底してくださいよ!