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平成２４年９月２０日号
第６３７号

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組合ホームページ"旬の食材"

9〜10月は「サバ」 脂の乗った秋サバがおいしい季節、今回は吹田市部「むろ井」（室井敏男さん）に「焼きサバ」と「サバの煮つけ」を提供してもらった。どちらも定番料理だが、調理の工夫、盛り付けで、さらにおいしくなるという。 ホームページに掲載希望のお店は、すし・料理の写真と簡単なコメントを郵送またはメールにて組合へお送りください。 記事一覧へ

バッテラの原点は「すし常」

明治26年 コノシロを布巾で締め棒ずしに すサバずしの定番「バッテラ」を語る上で、押さえておかなければならないお店が「すし常」（福島支部・石川彰一さん）。大阪市中央市場業務管理等16階にある。 「バッテラ」は明治26年、初代中恒吉さんが考案。当時、コノシロが大漁で安かったことから、片身を開き、船形に布巾で締め売り出したところ大好評。その形がバッテイラ（ポルトガル語のボート）に似ていることから「バッテラ」と命名。 やがて、コノシロの漁獲量が減り価格が急騰し、代わりにサバを使うようになり、折詰などにおさまりが良いよう長方形の押型が定着した。今では全国的に、塩をして酢で締めたサバの身を薄くそぎ、すし飯に貼り合わせたものを「バッテラ」と呼ぶようになった。 「すし常」は明治24年、中央区順慶町で創業。大正年間に北区天満へ移転。昭和6年に大阪市が福島に中央卸売市場を開設し、それまでの靭市場（塩干物中心）、「ざこば」（鮮魚）、天満市場（青果）の業者が移転したのと同時に、同市場へ移った。 昭和40年代はじめに「バッテラ」と題する連続テレビドラマが放映された。主人公はすし屋のおやじに大木実、若い職人に栗塚旭が出演。きびしいすし屋の修行とバッテラを誕生させるエピソード、淡い恋物語をまじえたストーリーで、かなりの視聴率を得た。 棒ずし、押しずしと並んで全国に広がった「バッテラ」の原点「すし常」では、人気の「活け鯵棒ずし」とともに、静かに伝統を守り続けている。 形がオランダのボート（バッテイラ）に似ているので「バッテラ」と名付けた大阪市中央市場管理棟16階の「すし常」前で石川さん 記事一覧へ

すしなど400食を販売

旭支部　今年も区民まつりで 旭支部（江川一三支部長）が8月25日「旭区民まつり」にすしブースを出店した。生ものを使わないちらし、具だくさんの虎勝巻、小判型容器にいれたうな重を、それぞれお茶缶付きでワンコイン（500円）で販売。毎年楽しみに買いに来る市民も多く、この日は約2時間で完売した。 記事一覧へ

すし券、ランチ付き岡山・倉敷食べ歩き招待

(株)ホリデー　9月1日〜10月31日までキャンペーン 旅行代理店、(株)ホリデーが大阪鮓組合員向けキャンペーンを9月1日(月)から10月31日(水)まで2ヵ月間、実施しています。お客様に応募券を投函してもらい、抽選により、西暦年号に合わせた2,012名に下記の景品がプレゼントされます。 ▼大阪府鮓組合賞：全国共通すし券1万円分を5名に、同5,000円分を10名に ▼旅行賞：「ランチ付き！岡山県・倉敷美観地区食べ歩きツアー(日帰り)」に1,997名様をご招待 問＝(株)ホリデー大阪支社・営業企画部　大阪市北区太融寺町5-15梅田イーストビル5階　TEL06-6361-7588　担当＝八木氏 記事一覧へ