平成25年2月20日号
第642号
 
 
平成13年
平成14年
平成15年
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
平成20年
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
平成28年
令和02年
令和03年
令和04年
令和05年
令和06年

 
平成25年01月20日号
平成25年02月20日号
平成25年03月20日号
平成25年04月20日号
平成25年05月20日号
平成25年06月20日号
平成25年07月20日号
平成25年08月20日号
平成25年09月20日号
平成25年10月20日号
平成25年11月20日号
平成25年12月20日号
実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
客の嗜好に変化 節分の結果、話し合う
理事会終了後、今年の節分巻ずしについて情報交換を行った。
「最近は子供たちが干瓢や高野の入った巻ずしを好まなくなり、海鮮巻や鉄火巻が良く売れる。コンビニなどの影響も」「五目ずしを巻いている店もあり、けっこう人気」「節分前に梅田阪急百貨店の上巻1,500円がテレビで放映され、30mもの行列ができた。影響の大きさにびっくり」「節分巻に7種類の具と煮豆を入れ好評だった」来年は節分前に情報交換の機会を設け、お互いの参考にしたいと井上理事長。
組合ホームページ "旬の食材"、3〜4月は「タイ」
旬の食材シリーズ、今月は青年研究会・粟飯原正幸さん(東大阪市部「粟寿司」)にタイ料理3品を提供してもらった。
真鯛と春キャベツの東寺蒸し▽真鯛と春キャベツの東寺蒸し=鯛はへぎ切りののち薄塩をしてキャベツと博多にし、東寺(湯葉)で包み、昆布を敷き酒塩で蒸す。蒸し上がった後、八方だしと蒸し汁を混ぜ、葛で餡を作ります。あしらいはお好みで!この時は菜種、イクラ、柚子、山葵でした。
真鯛と雲丹の包み揚げ春野菜付き▽真鯛と雲丹の包み揚げ春野菜付き=雲丹を鯛で包み打粉し、千切り大葉で包んで揚げました。
真鯛ふき味噌焼き▽真鯛ふき味噌焼き=鯛とふきのとう味噌のコラボ!
HPでお店の自慢メニューをご紹介します。
「季のすし」ひなまつりに ちらしずしを
ちらしずし3月3日は「ひなまつり」。コンビニなどではバレンタインデーに続く商材に「ひなまつりケーキ」と共に「ひなちらし」などPR、宅配すし専門店では子供の喜びそうなオマケをつけたデコレーションすしを。大手回転ずしチェーンでは「ひなちらし」「「海老イクラちらし」「うなぎちらし」を各550円で予約受付中。手渡し日は2月末から3日まで。
ちらしずし吹田支部「なるを」では今年初めて「花ちらし」のネーミングでひなまつり向けちらしずしを販売する。上に乗せる魚介はエビ、サヨリ、イクラ、野菜はシイタケ、レンコン、グリーンピース。錦糸玉子、切った厚焼き玉子、梅型生麩などトッピングし華やかに。中具はシイタケともみ海苔。値段は700円。
阿倍野支部「はりまや」では、バレンタインデーに次いで彩いっぱいのデコレーションずしを提案する。 3日は日曜日、すし屋ならではの手間ひまかけた美味しい「ひなまつり」向けおすしを。
商友会/商品情報 新感覚のスパークリング清酒
松竹梅白壁蔵 澪 
松竹梅白壁蔵 澪宝酒造から発売のスパークリング清酒
「松竹梅白壁蔵 澪 - MIO - 」がお洒落な女性らに人気。米と米麹から埋めれた、ほどよい酸味とほんのり甘い味わい、爽やかな泡のアルコール度5度の飲みやすい発泡性清酒。1本300ml、参考小売価格は475円(税抜)。
【宝酒造(株)西日本支社】
大阪市淀川区宮原4-3-39大広新大阪ビル6階
TEL06-6394-4700
全国で大規模なノロ食中毒発生
使い捨て手袋の多様など
ノロウィルスが全国で猛威を振るっている。店主や従業員の健康管理、設備・施設の衛生管理、手洗いなど徹底していても、保菌者から次々と感染が広がる。仕出し弁当の事件例では、トイレに作業着のまま入らない、ゴミ箱に直接触らない、手の二度洗い、調理器具等の洗浄殺菌の徹底、献立ごとに使い捨て手袋と使い捨てエプロンの交換なども指導。
すしや万歳
ごっこという名の真っ黒なオタマジャクシに似た魚が今、産卵時期。1匹500〜600円、青森、秋田周辺の荒れ狂う海で、吸盤で石にしがみついて深海から這い上がって来て磯で産卵する。何とも苦労しに生まれてきたとしか思えない。
風船のようにポンポンにふくれた腹の中は、見事なピンク色の卵がびっしり。数万はあるだろう。漁師は浅瀬でころがっているのを拾ってくるだけ。
料理法はみそ鍋。身はない、皮ばかり、硬い骨もない、みんな食べられる。その卵が野菜に絡み合って美味なのだ。
天満にある立呑み居酒屋。60坪位の店舗の中、客も従業員も全員、禁煙である。徹底している。誰も文句言わぬ。いつもダークダックス状態で満席だ。周りになんぼでもタバコを吸えるところがあるのに、この店に寄る。
もともと酒屋さんで、横で立呑みをやっていたのだが、広くなり、今は立呑みだけの営業。一品はどこにでもあるような物ばかりだが、煙がないから女も男も気軽に寄る。まず清潔、安心、安全。すし屋も思い切ったら全面禁煙やれるかも。
まだまだ行く先は遠い、遠い先だと思っていたのに、やらねばならぬことが何も出来ていないのに、ふと鏡に映っている自分を見ると、1日10錠程の薬を飲んでいた親父と同じ顔だ。
もうここが到着点とは思いたくないが、もう体が気持ちほどいうことを効かない。「うまくいけば生活保護をもらって」と言う若者たちを引き連れ、一向に進まないすし業も、もう自分だけが「うちのすしはいつ食べても旨いなぁ」と思えるだけでもう良いのか。
商売の上手な人がもっともっと儲けたらいい。苦しかったからやってこれた人生。お客様みんなに助けてもらった商売、何にもお返し出来なかったけど、とびきり旨いすしは食べてもらった。区切り点を設けたら、生きてる間に、思い残すことがないよう、せねばならぬことが見えてきたような気がする。