平成25年3月20日号
第643号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
組合ホームページ "旬の食材" シリーズ最終回
「なるを」がタイ2品
1年間継続した組合HP「旬の食材」シリーズ最終回、青年研究会会長の成尾友紹さんに「タイ」をお願いした。
タイの薄衣揚げ▽タイの薄衣揚げ=大葉を貼ったタイを薄衣でまぶして揚げ、天出汁か塩で共する。
タイと山芋と大葉の梅肉巻▽タイと山芋と大葉の梅肉巻=タイと相性の良い梅肉を使って巻ずしに。
HPでお店の自慢メニューをご紹介します。
関西は "出汁の文化" 茶碗蒸しが広がったわけ
東京のメディアに門口一久氏
「茶碗蒸しが大阪のすし屋の8割でメニューにあり、東京では2割程度しかないのはなぜ?」。東京のメディアの問い合わせに、技術副部長で青年研究会の門口一久氏(住吉支部「いわし亭」)は「関西は出汁の文化、薄口醤油と共にすし屋や料理屋、一般に広まったのでしょう」とコメント。以下、門口氏のコメント。
- 東京と大阪では醤油文化と出汁文化の差があると思います。基本的に古くから東京は濃口醤油、大阪・京都は薄口(淡口)醤油が使われており、どの家庭にも薄口醤油があり、野菜や玉子料理など素材の色や風味を生かした味付けが行われてきました。戦後、次第に玉子が入手しやすくなり、料亭などで出されていた茶碗蒸しが家庭でも作れるようになり、来客やひな祭りなど「晴れの日」に子供たちに出されるようになりました。
一方、関東では、江戸時代から千葉県で製造された魚料理に合う濃口醤油が主流となり、高価な関西の薄口醤油は余り流通しなくなったようです。当然、一般家庭では薄口醤油をほとんど使われず、茶碗蒸しも高級店でしか扱われなくなり、関西ほど広がらなかったのではないでしょうか。
大阪の料理は出汁の文化です。茶碗蒸しは、かつおと昆布の合わせ出汁、季節の具材と共に残さず食べることができる料理です -
10人に1人が健康保菌者 - 大阪食品衛生協会の淡野専務理事が講演 -
ノロウィルスから店を守ろう
Pic13月理事会開催を前に、一般組合員にも参加を呼びかけ「ノロウィルス予防講演会」を開いた。
ノロウィルスの特徴は、非常に(サイズが)小さく、感染力と抵抗力が強く、10人に1人が健康保菌者という非常に厄介なウィルスであり、自分も健康保菌者であると思って対処してもらいたい。また空気感染を起こすのも特徴で、高齢者や幼児など抵抗力が弱い人が発症すると重症化する。
特に注意していただきたいのは、好発期の11月〜3月は1日3回くらい定期的にドアノブや便所等の消毒を行うことと、お客の嘔吐物の処理。アルコールは余り効果がなく、次亜塩素酸ナトリウムが入った漂白剤が効果的。その際、部屋の換気も忘れないこと。色落ちして困るものは熱湯やスチームアイロンで消毒を。
がんばってます 守口支部 西郷寿し
親子4人で店をきりもり 三代目・大橋正治さん中心に
Pic2京阪・守口市駅から徒歩10分「西郷寿し」は60年前の昭和27年、大橋茂さんが49歳で創業。40年前に大橋博司さん(守口支部長、70歳)が引き継ぎ、昨年暮れ、三代目の正治さんにバトンタッチされた。
博司さんは富山県五箇山出身、18歳の時、家出同然で大阪へ。たまたま見つけた「従業員募集」のポスターですし店へ就職。その後調理師紹介所に所属し修行を積み西郷寿しには27歳の時に一時働いたが、また他の店へ。部屋(調理師紹介所)に所属していては転職させられるばかり。いつまでもうろうろしておられないと、2年後に大事にしてもらった西郷寿しへ戻り、30歳で大橋さんの三女・美恵子さんと結婚。翌年、長男・正治さんが誕生。正治さんは高卒後他店で修業を積み、22歳で西郷寿しへ戻った。
ランチタイムの「日替わり」は690円、「すし定食(うどん付き)」は750円、その他定食メニューがいろいろ昼夜を問わず提供。宴会は2時間飲み放題で4500円から。
博司さんは「息子にまかせたからには、できるだけ口出ししないように下働きしています」。正治さんは「一人でもお客に来てもらえることが第一。手探りでチャレンジ」と。店は博司さんと美恵子夫人、正治さんと恵美子夫人、親子で頑張っている。
【西郷寿し】守口市西郷通1-3-15、電話06-6991-5477
過去最大215社が出展
シーフードショー大阪
Pic3西日本最大級の食材見本市、第10回「シーフードショー大阪」と第6回「アグリフードEXPO大阪2013」が2月21、22日、南港のATCで開かれた。鮓組合も後援。
今回の出店商社と団体は過去最大の215、商品は2000品目を超え、自慢の商品を売り込む側と、魅力ある食材を探す外食関係者らバイヤーが、値段交渉などのバトルを繰り広げた。
すしや万歳
梅田の手前、中津の北側、戦中焼け残った古い傾いた家々が多く残る。そこが若者の心をひくらしい。演劇場や無国籍、割烹、パーマ、若い経営者たちが人通りがほとんどないような所で、第二の天六ジャンジャン町を狙う。
国家試験の調理技術・技能検定試験、全国的に受ける人が少なく、縮小の一途だ。車の免許なら必ず取らないと乗れないが、この種の免許は絶対的な必要性はない。国の言うこと聞いてれば間違いないと思うけど、わざわざ!と思う人が多いのではないか。
男の子は自意識が強くて、育てるのは女の子より難しい。男の孫4人を預けられて、さあ大変。僕が先に戸を開けるだったのに、呼び鈴のピンポン押すのは僕だったのに、何から何まで一番先にするのだったのと、ごねるのだ。だけどこれが男の本性なのだろう。
赤ん坊の時から男の子は電車、消防車、自動車と決まっている。それが子どもの靴下にそのまま印刷しているのだ。新幹線、飛行機、パトカー。だから全員早くはきたくてたまらない。箸、スプーン、鉛筆などもそのままの形になっている。
"面白い関西" の土産物ばかり売っている駅前の売店だ。子どもの心をわしづかみにする商売。ガチャポンの100円が会社の業績を左右する時代、回転ずしに行きたがる子どもたちを、こちらに向かわせる工夫は絶対に考え出さねばならぬ。
若い頃はがむしゃらに戦った。何とか成る何とか成ると目標を見つめていたのに、けどどうにもならんかった。
世の中のトップを取った人も、実は迷っているようだ。民主党のドタバタ劇にこりて、またまた自民党に。アベノミクスの手品は一瞬でも活性剤になりそうだが、誰も明日はわからない。
100兆を超す勢いの借金は、もう手の打ちようがないし、最後は自分たちでツケを払うしか手立てがないのも薄々知っているのに、やはり神国日本は何とかしてくれる神風が吹くと信じようとしている。