平成25年10月20日号
第650号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
ミシュラン料理店主が講演会
11月7日(木)、大阪ガス御堂筋東ビルで ヘルシー外食フォーラム2013
大阪ヘルシー外食推進協議会の「ヘルシー外食フォーラム2013」が下記の通り開催されます。入場無料。
▼日 時 11月7日(木)午後2時〜4時
▼場 所 大阪ガス御堂筋東ビル3階ホール
▼表彰式 「おすすめ!わが店のヘルシーメニュー」人気コンテスト表彰式
▼講演会 「100年後の日本料理をめざして」講師=ミシュランガイド二つ星の
 懐石料理「とよなか桜会(さくらえ)」店主・満田健児氏
▽参加申し込み=大阪ヘルシー外食推進協議会事務局
 TEL&FAX 06-6910-6338
11月2・3日「ユニバル」
此花飲食協組が100周年記念 組合員外の店舗も参加し
此花飲食業協同組合(友田喜三理事長)が創立100周年を記念し11月2日(土)・3日(日)、「ユニバル」を開催する。鮓此花支部(池田栄支部長)など43店が、お得なメニューを食べながら「まちなか」や店舗のイベントに参加してもらおうという企画。「ユニバル」チケット(5枚綴り)は前売り3,000円、当日3,500円参加店舗で販売する。
問=組合内此花ユニバル実行委員会
TEL06-6461-2862 http://uni-bar.com/
がんばってます 吹田支部 いわ本
"我が路を行く" モットーに42年 実用新案「穴子棒寿司」も人気
がんばってます 吹田支部 いわ本岩本建吉さんが寿司・懐石料理・仕出しの店「いわ本」を、吹田市佐竹台の近隣センターにオープンしたのは昭和47年。父親は元木津市場で海苔専門店を手広く営業していたが、終戦後、戦地から帰還したら市場は焼失、戦後のどさくさで実家も他人に取られ、商売を断念。岩本さんは20代中頃から吹田市などのすし屋で修業し、31歳の時、現在地に暖簾を上げた。万博が終わった2年後で、高度成長期、まちは活気にあふれ、作る間もなく売れて休む暇がなかったと言う。しかし、小僧寿司、回転ずしの影響もあり情勢は一変。12か所の近隣センターそれぞれにあったほとんどのすし屋が廃業した。そんな中、岩本さんは毎朝市場へ出かけ材料を吟味、安売りしない姿勢を貫いてきた。お客からの「おいしい」の言葉と笑顔を楽しみにして。
がんばってます 吹田支部 いわ本同店の看板メニューは平成元年に実用新案を取得した「穴子の棒寿司」(1260円)。子どもや高齢者にも食べやすく、お土産にも人気。売り上げの7〜8割は配達、うまいすし、料理を作ってくれる店として定評。値段は安くない。来店しお好みで食べて客単価は約1万円。出前、仕出しも同様。「お節料理」は7万円。料理の数は約40種、9割の料理は手作り、蒲鉾もすり身から作る。
吹田市部で長年役員を務める。かつては摂津市部と合わせて組合員が70店余あったが、組合員が減少し18店になった。「それでも生き残ったすし屋が、本物の味とサービスで、これからも協力していかねば」と岩本さん。「世情に流されず、我が道を行く」がモットー。組合から平成25年度「浪速すしの名店」に認証された。奥さんの桂子さん、長男の雅夫さん(40歳)と一緒に頑張る。
【いわ本】吹田市佐竹台2-5TEL06-6832-5957
営業は午前10時〜午後10時、水曜日定休。
すしや万歳
京橋の吉本興業(京橋花月)が止めた跡に大衆演芸場が大盛況だと言うので行って来た。500人位入るところに9割まで入り、ほぼ満席。
ちらほら男性客がいるが、ほとんどは女性65〜70歳代。毎月入れ替わる役者たちは総勢(一家の家族ばかりで)4〜5名。息子、娘、母、いとこ、はとこ。
その一生懸命さを観客は喜ぶ。大挙して襟首や袖などにチップ1万円札を洗濯バサミでくっつけに行く。50万位あっという間。役者はそれを引きずって演じ続ける。
座長(42歳)の口上。今日の幸せに満足せず、次々に戦いを求めて成長していきたい。よろしくお引き立てを!
滋賀県長浜市の黒壁はガラス工芸で有名だと思っていたが、この店、親子丼がこんなにヒット商品になっているとは思わなかった。メニューは親子丼だけ、店の前から向かい側の通りまで二重に順番待ち。
テレビで放映されてから常に100人以上並ぶ。これを食べにわざわざバスが来る。鶏が違う、玉子が違う、コメが違うと言うが、私には全然違いが分からなかった。
この親子丼650円、手間でも一人前ずつ作る。待つ客はグチを言わない。みんな並ぶから待つ、待つから並ぶ。変な日本人のクセ。
女房が「絶対手伝えないから」という日が週に3日ある。地元のコーラスの会の練習日だ。その発表会、大阪市コミュ二ティ合唱祭に来いと言われて行ったが、これはすごかった。男女合わせて全員が60歳後半、70、80、90代の人たち。入場する時は杖を使い、曲がった体を支え、助け合い。でも精一杯お洒落して、堂々の演目だ。
毎日の事に家に引っ込んでしまったら、それはそれで終わるが、爺さんも婆さんも昔取った杵柄がある。それに磨きをかけて、披露できるのだから一生懸命だ。伴奏に色々な楽器も手がける。
ご近所、みんな仲良く、元気で助け合う、平和な日本の礎を築こうと、彼らは真摯に向き合っている。