平成27年8月20日号
第672号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
過去最多157人参加 第10回「納涼ビアパーティ」
豪華景品に大盛り上がり
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ビール、日本酒、焼酎、ワインなどが
飲み放題!世間話に華をさかせ、しばし
暑気忘れのひと時を・・・
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アサヒビール稲垣大阪支社長が「乾杯!」
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金印物産の城さん(右)に理事長賞
「帝国ホテル大阪のペア食事券」を
組合主催の第10回「納涼ビアパーティ」が8月5日午後、大阪市北区のアサヒスーパードライ梅田で開催。これまで最多の157人が参加、ビールや清酒が飲み放題で和やかに歓談、大抽選会などに盛り上がった。
パーティは藤井副理事長の司会で開会、井上理事長の挨拶、アサヒビール大阪統括支社長の稲垣守彦氏が乾杯の音頭をとり開宴した。テーブルには、料理が次々と。酒類は飲み放題。宴半ば、アトラクションに登場したのは、女性部が今年3月に開いたカラオケ大会で優勝した金子初美さん(阿倍野支部・魚市)。毎回人気なのは大抽選会。景品は商友会会員商社提供のメーカー賞と、組合が用意した豪華景品で会場は大盛り上がり。大開副理事長が「来年もこれ以上の賑わいを」と中締めし、三々五々散会した。
勤続29年、石走さんら「はりま屋」従業員を表彰
大阪府飲食旅館生衛組合連合会(小林芳春会長)が7月30日、大阪市北区のANAクラウンプラザホテルで第53回総会と平成27度永年勤続優良従業員表彰式を開催した。組合から井上理事長と大開、岡田、江川副理事長らが出席した。
総会に引き続き恒例の永年勤続優良従業員表彰式を開催。勤続10年以上の16人に知事賞、同6年以上の29人に連合会会長賞が贈られた。鮓組合からは石走悦郎さん(住吉支部・(株)奥久はりま屋、勤続29年)が知事賞、田川靖信さん(同・9年)、福嶋勝志さん(同・8年)が連合会会長賞を受賞した。
実戦形式で講習会 全国技術コンクール出場者
9月3日、大阪鮓会館で
実戦形式で講習会1第3回「すし技術講習会」を9月3日(木)午後2時から大阪市西区の大阪鮓会館3階会議室で開催します。全国コンクールは、11月11日(水)、全国から150人を超える選手が出場予定です。9月3日の講習会は、「関西ずし」出場者8人と「にぎりずし」1人が、制限時間を設けて実戦形式で行う。当日は、従業員らの見学も大歓迎です。
辻調15人が実技試験
調理技能審査・技能検定
調理技術技能センターの平成27年度「調理技術審査・技能検定試験」の「すし料理」技術検定が8月3日、大阪・阿倍野の辻調理師専門学校で行われた。
この試験は、わが国最高の調理師資格が得られる国家試験で、日本料理、西洋料理、すし料理、中国料理、給食など6科目。それぞれの合格者には厚生労働大臣から「専門調理師」と「調理技能士」の称号が与えられ、調理師学校などの教員資格が得られる。
今回の実技試験には午前と午後の部に分かれて15人が挑戦した。
敬老の日(9月21日)には長寿巻を
各店、少し豪華な具材で工夫
敬老の日(9月21日)には長寿巻ポスター今年の「敬老の日」は9月21日(祝・月)。組合では3年目になる「長寿巻」のポスターを作成し全組合員に配付、販促を呼びかけている。節分「丸かぶり」に次ぐ季節商品とするのが狙い。長寿巻は巻ずしの海苔に替えて昆布シート(「磯の雪」など)で巻き、高齢者にやさしく子どもたちにも喜ばれるのが基本。
残暑!食中毒防止に努力を衛生当局が呼びかけ
大阪府など衛生当局では食中毒防止に一層の注意を呼びかける。組合員店舗では、日頃から自主衛生管理に努力し、食中毒防止に万全を期しているが、従業員らにも徹底を。
がんばってます 枚方市部 魚徳 藤九寿司
"生涯現役" 米寿の小野さん 地元に愛され創業65年
枚方市部 魚徳 藤九寿司1京阪・牧野駅から東へ約1kmの「魚徳 藤九寿司」、今年の「浪速すしの名店」に認証された。店主の小野友明さんは昭和2年生まれの88歳、今も元気に仕事を続けている。小野さんは戦後すぐ、自分で商売をしたいと24歳で魚の行商を始めた。昭和30年には、牧野駅近くの市場で「魚徳」の屋号で鮮魚と川魚、仕出し料理の店を開店。昭和40年、40歳の時、現在地に移り「藤九寿司」を開いた。折から高度成長期、仕出しも大忙しだった。が、バブル崩壊後、様相が一変。そこで行ったのは店の大改装。店の中央にあったカウンターを撤去し、全部テーブル席に変え、「駅前という好立地ではない店、これからは家族連れを迎えたい」と決断した。小野さん、83歳の時。テーブル大小4つ、上り座敷2つで収容人数は約30人。改装後、家族連れや女性のグループ客が増え、売上げ比率は仕出しと店売り約半々だという。人気なのは創業以来名物の「鯖ずし」で大2500円、小1000円。ランチタイムは日替わり定食、にぎり定食、ちらしずしが1000円、女性グループに人気のバラエティ豊かな旬彩御膳は2500円。お好みにぎりは2貫300円から。
枚方市部 魚徳 藤九寿司2 店は小野さんと長女の邦子さん、娘婿の和雄さんを中心にパート女性で切り盛りする。製菓衛生師の資格を取得した内孫の美和子さんが、デザート作りやパソコンでのメニュー制作を担当する。
小野さんは62歳からパソコンを始め操作に精通。枚方市飲食業生衛連合会会長時代にホームページを開き、会員店の情報を掲載。平成21年から4年間、組合の情報化委員長も務めた。枚方市飲食納税貯蓄組合組合長、元枚方すし支部長、元枚方市飲食業生衛組合連合会会長・現相談役。
【魚徳 藤九寿司】枚方市養父丘1-2-60、tel.072-857-6557。水曜日定休。
食中毒ゼロを祈願
枚方飲食生衛連合会
食中毒ゼロを祈願枚方市飲食生衛組合連合会(大﨑明信会長=枚方支部長)が7月27日、牧野の片埜神社で食中毒防止祈願を行った。昭和40年代、敬老の日に提供された「ちらしずし」で、老人会会員ら200人を超える高齢者が食中毒に罹患したのを契機に、飲食団体が常に食品衛生に最善の注意をはかろうと毎年、食中毒防止祈願を行っている。
【いいものご提供!商友会コーナー】
食事の脂肪・糖分を抑える アサヒ スタイルバランス
食事の脂肪・糖分を抑える アサヒ スタイルバランスアサヒビールから「食事の脂肪や糖分」の吸収を抑える機能性表示食品、ノンアルコールの「STYLE BALANCE(スタイルバランス)」、ビールテイストとサワーテイスト3種類が発売された。ラインナップは、「ノンアルコール・ビールテイスト」(カロリー・糖類ゼロ)と、「グレープフルーツサワーテイスト」(無果汁・炭酸飲料)、「レモンサワーテイスト」(同)。いずれもオープン価格。
問=アサヒビール大阪北支店・勝課長、tel.06・6944・8610。
すしや万歳
京都、魯山人展に行って来た。この人がなぜ篆刻、書、陶芸、料理など一流と言われる作品が残せたのか。不思議に思っていた。
その謎が解けた。彼の若い頃にその道では一流と言われた師匠のところに養子にいったり、住み込みで修業したり、フランスまでにも学びに行っている。徹底しているのだ。そうでなかったら、この美術的センスは頂点に届かなかったはずだ。中でも作品の一番多い陶芸だけは先駆的ものを感じる。この展示会の最後の部屋に数寄屋橋・次郎さんのすしカウンターが再現されていた。次郎さんの手だけがリアルに写り、お客の前にすしを置いていく。何と流れの良い無駄のない握り方、一瞬の仕事だ。さすがと頷かされた。いい仕事は万人が評価する。
夏のこの時期、母方の田舎の食事は茶粥と浅漬とコンコ。10人位の家族で50㎝位の手桶に山盛りのナス、キュウリ、ウリ等だ。大きな糠床から出したてのナスは、紫色が朝日に当たってキラーッと実に美しい。1個丸ままだ。取り残した大きめのキュウリも切らず1本のままで、中から種の味わいが甘く、取りあいになる。コンコは1年中食べるのだが塩分がきつい(今ではスライスして塩出しして炒めて食べている)。おかずはこれだけ。でもみんな、飛び切り旨い、思い出の味だ。ナスはアクが強く体中に汗もを発生させるのだが、秋口のササゲ豆が採れるまでは、この食事だ。
百姓の仕事は町で働く人たちのために食べものを届ける。そのために毎日忙しい。1年間の日程はビッシリ詰まっている。アメリカの百姓とは基本の考え方が少し違うように思える。何代目かになる息子たちが頑張る姿に、いつもエールを送りたい。
こんなに暑いの、もうだめだ。マグロ用のマイナス40℃のボックス冷凍庫が35〜30℃までになってしまった。この冷凍庫に一日中、扇風機の風を当てている。すると何とかマイナス35℃をフラフラになって守っている。中のマグロたちは変色し始めているので心配だ。
地球全体が雨、風、台風、熱波だらけで、イランでは50℃までなって死者が多数出ているらしい。地球の変化は今まで何度もあっただろうが、その時期、生物は絶滅し、そしてまた生き残ったものたちがじわじわと増え、生き長らえる。その繰り返し。この星の上に人間が一匹も居なくなってしまうのも仕方ないのかもしれないが、その時、我々はなぜもっと早く温暖化ストップに努力することができなかったのか、反省することになるのだろうな。