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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本
仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。
組合価格 1,500円(税込) 通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK |
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オリジナル上巻きを試食 |
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組合有志の忘年会で |
12月1日、理事会終了後に大阪鮓会館3階会議室で開かれた有志による忘年会には、7店から上巻きずしが持ち寄られた。井上理事長の提案で、各店自慢の上巻ずしに意見交換すると共に、それを賞味して自前の忘年会を開いた。すし店にとって巻ずしは最も定番メニューで値段もほとんど500円以下。が、上巻きは各店オリジナルに具材を増やし、800〜1000円で販売する。具材もたっぷりで見た目にも美味しそう。 |
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「福寿し大宮総本店」と「粟寿司」の上巻き |
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「西郷寿し」と「福寿司」の上巻き |
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「河堀口松すし」の上巻き2種類 |
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「大喜本店」の上巻きと磯巻き(長寿巻き) |
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「吉野寿司」の定番、上巻き |
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巻きずし240本完売 |
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鶴橋卸売市場の大感謝祭 |
鶴橋卸売市場で12月3日、「年末大感謝祭」が開かれ、すし組合が協賛し巻ずしを販売した。主催したのは大阪鶴橋鮮魚卸商協同組合と卸売市場協同組合。この日、東大阪支部の粟寿司、長瀬すし富、大平寺銀寿司、岸寿司と、青年研究会のすし半堺店、割烹司、なるを、東住吉・都寿司の8店が30本ずつ会場へ届け、計240本を1本500円で販売。それぞれオリジナルな具材、包装紙で午前10時から販売。粟寿司の粟飯原さん、すし半堺店の山根さんらが「すし組合の店舗が販売しています」「お好きな店のお寿司をどうぞ」と、来場者に呼びかけた。中にはまとめ買いするお客もいて、正午には完売。井上理事長も応援に駆けつけた。販売を担当した山根佳子さんは「巻きずしにこだわる人ほどシンプルなものを選ばれたようです。また、ウナギが入っていないものを言われる方がけっこうおられました」と感想を話す。
感謝祭では、すき焼きセットなどが当たるガラポン抽選会や海鮮鍋炊き出し、シェフの料理教室、魚のセリ体験なども行われ賑わった。
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頑張ってます 大阪菊水・北新地店 |
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明石の新鮮魚介をお客に |
曾根崎新地、国道2号線沿いビルの9階に今年3月オープンした「大阪菊水・北新地店」。実はこの店、元兵庫県鮨商生活衛生同業組合理事長・楠秀雄さんの次男、政憲さんが経営する。
菊水は祖父政一さんが昭和25年、明石市桜町で開店。父秀雄さんが昭和33年、結婚を機に27歳で同店へ入り、すし屋修行。昭和38年に経営を引き継いだ。昭和37年には神鍋冬期国体に臨席する高松宮殿下が「明石においしいすしがある」と聞きつけて来店された。保健所の指導で1週間前から店を休み、店の前の道路が急きょ舗装されるなど大変な騒ぎだったという 秀雄さんは持ち前のパワーと経営手腕で事業を拡大し、最盛期は明石、神戸、大阪にすし屋6店と豚カツ店、ウナギ店、喫茶店を経営。従業員はすし部門だけで120人はいた。70歳になった秀雄さんは平成13年、子どもに経営をまかせることを決意。現在、長男・大司さんが経営するのは明石本店と明石駅店。次男・政憲さんはそごう西神店と北新地店。平成23年に大丸梅田店を撤収後、ホテルグランヴィアに出店し3年間頑張った後、このほど北新地に開店した。
店はカウンター7席、テーブル6席。白木のカウンターが美しく、メニューなど貼物は一切ない。ネタは調理台下の冷蔵庫にいくつもの木箱に入れている。お客のほとんどは「雅」8000円、「宝」1万2000円、「響」1万5000円のコースを注文する。魚介類は週2〜3回明石へ行き昼網を仕入れ、天然の明石鯛、穴子、蛸などは長年取引している業者が当日便で届けてくれる。金曜日と土曜日には午前11時30分から午後2時までランチを始めた。すし7貫と小鉢、赤出汁の「おまかせにぎり」3000円、「ほのか」2000円など。お土産に人気なのは「上穴子押寿司」3100円、「小箱」1550円。 政憲さんは「私は人に恵まれてきました。商売は店のこだわりをお客に押しつけるのではなく、お客が本当に料理と雰囲気を楽しんでもらえる店にしたい。従業員にはすしを売るな、まず自分を売れと言っています。お客との信頼関係を築くことが一番大事」と話す。
営業時間は午後5時30分から11時。お客からは「アフター(新地のクラブなどの閉店後)に営業すれば女性連れの客が来るのに」と言われるが、「本当にすしのおいしい魚とすしを楽しんでもらいたい」と11時閉店を続ける。日曜・祝日は休み。職人とパート3人で切り盛りする。
【大阪菊水・北新地店】 大阪市北区曽根崎新地1丁目10-16、永楽ビル9階、tel.06-6344-6411。 |
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すしや万歳 |
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近頃バナナの安いのにびっくりする。4〜5本ついた房が3つナイロンに入って100円、150円。何という安さや。フィリピン、台湾の方から運んでくるというのに、何でこんな値段や。インド、中国、フィリピンが主要産国だ。
今年はイカ類が品薄である。するめ、剣いか、ヤリイカ、ハリイカ、甲イカ、アオリ、すべて少ない。無いのだ。ウニも高いしイクラも高値。例年通りはイワシ、アジ、サバ、ハマチ位か。
我々も仕入値段が大変だと思っているのに、回転ずしはこれからどうする。魚類も農作物並みに全て作らねば我々の明日はない。稚魚は獲らない、とことん獲ってしまわない。安いな、湧いとんのかなはもうない。無暗に獲るな、3年間辛抱しろよ。肝入れてかかれ。命はそんなに簡単ではない。
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ワタミの宅配弁当を取っている人が勉強にと持って来てくれた。見てびっくり。「まごころ御膳」「まごころおかず」とパンフレットに書いてあるが、ご飯は真空パックをチンしたものだし、出来合いの小さいガンモとニンジン2切れ、生ぶしとキュウリの酢の物ホンの少し、豚肉と玉子の炒め煮。
私も貧しい生活をしてきたけど、年寄りの夜の楽しみの食事がこれか!ひどい、真心が感じられない。ワタミの居酒屋も客が来なくなるのも分かった。この弁当をペチッとラップして、家の前の所定の箱に入れるよう契約するらしい。1日500円、7日間で3500円だ。要る時だけ注文できるらしいが、日本人の年寄りを大切にする気持ちは微塵も感じられない。
怒りを覚えた。
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独立を目指す若い人と話す機会があった。自身の20代、30代の頃を思い出し、非常に新鮮だった。彼の話をちょっと紹介―
・少々高くても客は旨ければ来る。天然魚ばかりを使い、残ったものは蒸したり焼いたりする。
・午前中はチラシを作って一軒一軒配る。
・女房と子守りをしながら一人でやる。
・配達は前もっての注文のみ応じる。
・酒屋等に応援してもらい、生ビールや酒やその他を祝いに常時もらう?
・生け簀の魚と両刀で対応する。
・これで1日20万円前後の売上げを目指す。
―話していて、この子ならやったらやれそうな気がした。しかし少々難はあり。調子が良すぎるけど、自分自身の若い頃はもっと勝手なことばかり目標にしていた。応援してやろう。
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