新鮮・採れたて情報 2022.6
大阪育ちのこころちゃん通信(53)
HACCPに沿った衛生管理について〈従業員教育〉
前回、衛生管理の検証・見直しについて説明しました。みなさま、ご自身が作成された衛生管理計画の検証・見直しは行いましたか。内容に変更はありましたでしょうか。
計画が変更された場合、計画変更に携わった方だけでなく他の従業員の方々にも変更した内容をしっかりと理解していただく必要があります。計画を変更したら速やかに従業員全員に周知をしましょう。
新しく従業員が入るときには、衛生管理全体の説明を行っていただく必要があります。新しく入った方に説明するときは、実際に行う作業内容とともに「なぜ必要なのか」「いつ」「どのように」「問題があったときはどうするか」についても伝えていただき、記録のつけ方についても、〇や×だけでなく特記事項にどんなことを書くのかも丁寧に伝えてください。先輩の従業員が後輩の従業員へ教育を行うことにより、先輩の従業員の復習も兼ねることができるかもしれません。
従業員教育を行うことはとても大事です。定期的に従業員教育の機会を作ることで職場の衛生環境を向上させ、結果としてお店の衛生管理向上につながっていくと考えます。
ちょっとブレイク
すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・
- 2000品目が値上げに成ると言う。原因は戦争。やっとこさ支え合って、助け合って平和に行けそうに思った途端これだ、やり切れない。個人金融資産は2023兆円有ると言うのに、20代、50代は4割が無貯蓄。全体では2割の人が無貯蓄だと。考え方は十人十色と言うが、事件・事故が起こった途端、奈落の底だ。
戦後を乗り切って来た日本でさえ、この有り様だ。みんながみんな、うまく行く事は無理かも知れないが、甘えて生きてはダメだ。破壊は一瞬だ。いつでも地獄は口を開けて待っている。
しかし危ないなあ―。これで地球上の人類は絶滅するのか。もういいや、自分が納得する様に生きよ。そう思ったら、気が楽だ。 - 淀川周辺で、うなぎが釣れている。マリアナ海溝から稚魚が泳いでここまで来て、生きのびているのだ。たまげた生命力である。
大小さまざまだが、たまに立派なのが掛かる。小さくても開いて白焼きにすると、脂が乗っていて旨い。一人前の味がする。
うなぎは夜釣りだ、餌は「みみず」。一匹100円もする大きな物。養殖のみみずは臭いが少なく、掛かりが悪い。やはり天然物で大物を狙う人が多い為、みみずは値が高騰する。定年退職した人がハマってしまう。
淀川溜りでのフナ釣りも、釣ったフナはみんなリリースしてるのに、どんどん少なく成っているのか釣れない。
淀川に竿をかついで行く人が増えているのに、フナは3ヶ月位一匹も釣れないと嘆く。仕事もなくなると、水面を見て静かに余生を送る。こんな事すら、なかなか思い通りに成らない様だ。 - スシローが批判を浴びている。うに・かにが無いのに有りますと広告して、売り切れです!!わざわざ行った客はカンカン。うにはロシア物が無くなり、6000円、7000円、8000円まで上昇。仕入れられない状態が続いた。中国がコロナで少し値は落ちついたが、まだ高い。
ノルウェーサーモンも急上昇。一匹5000円、6000円、7000が12000円に。誰もが食べたいと思う商材が、手が届かない状態だ。すし屋が使う商材は、どれもこれもみんな当然のように値上げ。全体に上がったら又一緒だと思うのだが。
野菜のおすしの雑誌が、組合事務所に有る。回し読みしてでも新たな商材を探さねば。
客離れすると、又取り戻すのが大変な事態に成る。一般大衆と歩む商売だ、どこまでも。