新鮮・採れたて情報 2013.5
店自慢!この一品
上巻き寿司、巻寿司
東大阪支部 粟寿司・粟飯 原昌弘さん
すし屋の基本は巻きずしにあると考え、手を抜かず、きっちりとした仕事をするよう心がけています。
手前が上巻き寿司(税込900円)、うなぎ、自家製海老おぼろ、椎茸煮、三つ葉、自家製玉子焼き。奥は巻き寿司(同380円)、自家製玉子焼き、高野豆腐、干瓢、三つ葉です。
養殖マグロ大人気
– グランフロント大阪 - 近畿大学水産研究所
大阪駅北エリアにオープンしたグランフロント大阪、266店舗の内、飲食店が92店。一番人気なのがサントリー経営の北館6階「近畿大学水産研究所」。和歌山の同研究所で養殖に成功したマグロなどを提供する。テーブルは約50席、カウンター12席。メニューは「本マグロ三昧お造り」2,800円、カンパチやタイを入れた「鮮魚お造り」1,900円。「本マグロづくし」宴会コース6,000円など。
営業時間は午前11時~午後3時と午後5時~11時。
ちょっとブレイク
すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・
- 大阪のグランフロント大阪に行って来た。どでかいビル2棟、166店舗の商業ビルだ。それも世界中から、よりすぐったテナントばかりだ。すごい。女性ファッションなども実にユニークな店ばかり。全部見て回ろうと思ったら3日はかかるだろう。
併設しているレストラン街にも、またびっくり。どの店も隔たり、壁がない。フロア全体がスケスケだから、まさに気軽。一見の客を取り込むには、これが良い。昼1,500円、夜6,000円位が多いが、北館6階は朝4時まで営業している。商いの変遷を教わった気がした。
阪急、阪神、大丸、伊勢丹、ルクア、ヨドバシカメラに今度の2棟。これからまだまだ増える。こんな狭いところに8つの大商業施設。そんなに客があるんやろか。回りの店は生き残っていけるんやろか。梅田から目が離せない。 - 近頃、ふと思う時がある。回転ずしは手袋をして握っている。最初は違和感を覚えたが、「まあいいか」で済んでいた。
グランフロント大阪の回転ずし、職人が素手で握っている。それがとても汚らしく見えた。少し毛深い人が、毎回手酢をつけ過ぎて、すし回りもベチャベチャ。
ノロウイルスとか小さな傷とかの対策用に、洋食の厨房もこの頃は手袋をしているところが多い。保健所は、度々の使い捨てを指導している。時代なのかもしれないが、客の多くが手袋で良いと言ったら、せねばなるまい。
だが、使い慣れるとシャリが付かず、仕事がしやすいなぁと思う。すしコンクールや笹切りなども、様変わりするかも。 - これがすし屋のお手本。店づくりもすしづくりも気構えも、そんな名匠、名店の表彰が組合で決まった。今や無法地帯になってしまったこの業界も、一つきちっとした線引きができた。このモラルができたことは、非常に素晴らしい。
もう一度、すし業界の金字塔を打ち立てて、団結して、助け合って前へ進みましょう。