【Webすしおおさか】令和6年8月号
第16回「納涼ビアパーティ」盛大に開催
商友会からメーカー賞も多数
組合夏の一大イベント「第16回納涼ビアパーティ」が8月6日、大阪市浪速区のビアレストランオーシーで開催。参加者は来賓、商友会商社、組合員ら合わせおよそ70名が参加し、料理とお酒、抽選会を楽しんだ。
アサヒビール㈱近畿圏大阪支社の垣内支社長の発声で乾杯後は、サーモンのマリネ、シーザーサラダ、蒸し鶏、骨付き唐揚げなど、お酒はビール、日本酒、ワイン、カクテル、ソフトドリンクなど飲み放題をしばし楽しんだ。
宴半ばには大抽選会が催され、組合から商品券・米菓詰め合わせ、商友会会員商社提供の自社製品など多数用意された。堺支部からビアパーティに参加していた、落語家の桂紅雀さんが急遽司会を引き受けて下さり、商友会商社のメーカー賞、続いて組合提供の各賞に、読み上げられた番号を持った10名が集まり、各賞が記載されたカードを一斉にオープン。南支部「寿し元dining」のお客様が見事1等を引き当てた。クジに外れた方にも、商友会から提供いただいた賞品詰め合わせセットが贈られた。
江川副理事長の中締め挨拶のあと、三栄食品㈱・吉田社長の音頭で大阪締めを行い散会となった。
大阪万博は起爆剤?そして初めての対談
大阪府鮓商生活衛生同業組合
理事長 成尾 友紹
先日、飲食組合からお招きを受け、阿藤理事長と対談させていただきました。詳しい内容は、組合本部に飲食組合発行の新聞が置いてありますので、是非読んで頂ければと思います(9月1日発行)。
特に印象に残っているのが、大阪万博は飲食店にとって起爆剤になるのかという質問でした。その質問を受けた時、その時はあまり自分なりの答えが出せずにいたのですが、帰ってから考えてみました。
私自身は、前回の大阪万博を経験しているわけでもなく、父から聞いた話だけなのですが、めちゃくちゃ忙しかったという事は聞いております。おそらく、ほとんどのお店がそういう状態だったのでしょう。とにかく営業していれば、お客さんは来るという感じだったんだと思います。
今回の万博ではどうなんでしょうか。おそらく、そういう状態にはならないと思います。何もしなければ、普段の日常と変わらず、日々が過ぎていくだけでしょう。
話は変わりますが「チャンスを掴む」という言葉、皆さんも一度は聞いた事があると思います。私が思うに、チャンスを掴む人というのは、チャンスがいつ来てもいいように、その準備が出来ている人だと思います。何も準備していない、心構えさえ出来ていない人の前には、チャンスは通り過ぎていく物だと思います。
なので、この大阪万博を起爆剤となるチャンスだと思う方は掴む準備、心構えをしておきましょう。
今回初めて、飲食組合の阿藤理事長をはじめ、飲食組合の方々と交流を持たせていただきました。阿藤理事長のお人柄、また理事長とはこうあるべきと言うのを、私自身の身体で体感させて頂きました。
まず私が思ったのは、飲食組合は非常に勉強熱心だと感じました。そして、様々な情報を簡単に、また便利に伝える事を今の時点で構築されているなと。
同じ組合という組織ですが、飲食組合の方が先を進んでいるのがわかりました。それでは、すしから飲食へ組合を変えると言われると困りますので、飲食から得た情報や勉強会などは、全て皆さんにお知らせしていきたいと思います。
「情報を制するものは、全てを制す」のかもしれません。
情報を得て、勉強して、自分の肥やしにするのも、チャンスを掴む準備だと思います。
大阪育ちのこころちゃん通信(66)
大阪府健康医療部生活衛生室 食の安全推進課
HACCPの取組ポイント
-衛生管理計画の作成-
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の基本は「衛生管理計画の作成」、「衛生管理の実施・記録」、「振り返りの実施」です。これらの取組ポイントについて、3回にわたって説明します。
1回目となる今回は、「衛生管理計画の作成」です。「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」において求められることの一つが、これまで行ってきた衛生管理を文書化(見える化)することです。文書化することで、衛生管理ポイントが明確になり、従業員の誰もが同じ衛生管理をすることができます。
例えば、原材料の納入時に、衛生管理計画で「外観・におい・包装の状態・表示(期限、保存方法)・品温を確認する」という衛生管理方法を明確にしておくと、不適切な取扱いがされた原材料が届けられたとしても、その納入を未然に防ぐことができます。問題が起きた時は「返品し、交換する。」というルールを予め決めておくことで、適切に対応することができます。
また、せっかく施設に合った良い衛生管理計画が作成できても、机にしまい込み、誰からも見られなければ意味がありません。従業員への衛生教育の実施や見えやすいところに掲示する等の従業員への周知徹底を図り、施設の衛生レベルを向上させましょう!
すしや万歳
もう長いことハマチを使っていない。なぜか客も頼まない。しまあじかカンパチを使っていると、もう忘れられている。ブリに成ると、又需要が有るのだが。
魚にも色々好き嫌いの波が有って、キンメが売れたり、ハゲが売れたり、今まで人気のまぐろ、いか、たこが忘れられたりする。
脂の乗りが少ない南の魚はあまり使わないが、北の底物がこれから出てくるのでないか楽しみである。
外国の回転ずしを見ると、焼きのりの両端を上げて溝を作り、間にしゃり、上に色んな魚を載せて食していた。
こんな食べ方も良いもんだ。
和歌山周辺は、もう魚は獲れない。獲れる為の努力もしない。磯には海藻が一面にゆらいでいて、魚の子ども達の隠れ家だったのに、その藻がない。何もかもが急な変革だった為か、地域住民は為す術がなかったと言うのが実態ではないか。
漁師は夜中起きる仕事で、一般人から見ると、昼はいつも寝ている様に見える。魚達は夜、食事や活動をする。
魚の養殖業は、国家プロジェクト位、金が要るから、小さな漁村では改革は無理だ。どんどん若者が居なくなり、年寄達が重労働を助け合って生きている。うまい一手がない。
孫達が夏休みに遊びに来てくれる。久しぶりに賑やかな毎日で有る。何不自由ない、こんな小さな幸せを満喫できる。
堤防に色んな草花を取りに行く。淀川に魚をすくいに行く。真っ赤な空に成る朝焼け、夕焼けは感動的だ。
身近な所で、こんなに楽しめる。お金もいらん。人生最高だ。