【Webすしおおさか】令和6年3月号

未来の鮓組合のために

大阪府鮓商生活衛生同業組合
理事長代行 成尾 友紹

この度、井上理事長が退任された事により、5月まで理事長代行としての役目を果たす事になりました、成尾友紹(なるお ともつぐ)と申します。吹田支部に所属しています。まだ、私の事をよく知らない方も多いのではと思います。

当組合においては、組合員の高齢化や組合員減少衰退で、消滅する支部があったりと、ともすれば大阪鮓組合滅亡の一途を辿っている感もなくはありません。

大阪は全国的に見ますと、東京、愛知に次ぐ規模の組合ですが、何も手を打たずじっとしていたら、それこそいずれ組合解散という事になりかねません。

大阪鮓組合の最盛期というのは、いつ頃なんでしょうか。私がまだ子供の頃なんでしょうか。しかしその頃と比べても、すし屋、料理屋自体減っているのでしょうか。その頃と比べると、世界的に見ればすし屋は圧倒的に増えています。

すし文化の発祥の地日本の、そして東京に次ぐ都市の大阪の鮓組合が衰退していいわけがありません。鮓組合の発展、それは組合員の増加です。それをなくして、普段からの協力関係にある商友会の皆様に面目もありません。何の値打ちもない物になってしまいます。

世界的にすし屋は増加しています。すし職人や料理人を目指す若者、またすし屋や料理屋を開業したい若者もいます。そこに組合員増強の道筋がある様に思えます。私自身、まだこれという答えは見つけられずにいますが、そこに主眼を置き行動していきたいと考えます。

話は変わりますが、私自身組合で学ばせて頂いた事、また、コンクールや研究会などで培った技術や全国に広がる友人。鮓組合では、いろいろな経験をさせていただきました。

私にとって組合活動、理事長職というのは、いちすし職人としていちすし屋として、充実したものにさせていただいた組合への恩返しです。

50年後、100年後と私が見る事もない、未来の大阪鮓組合の基盤を構築していきたいと思います。

少し大風呂敷きを広げてしまった感もありますが、皆さま今後ともどうぞよろしくお願い致します。

次回は、「組合活動とは」という内容でお話しさせていただきます。

三陸・常磐ものですし披露

第21回シーフードショー大阪

第21回「シーフードショー大阪」が2月21日~22日、南港のATCホールで開かれた。主催は「一般社団法人大日本水産会」。

会場には日本各地から約230社約2,000アイテムの水産物、水産加工品、水産業に関わる技術・サービスを展示、来場者との活発な商談が行われていた。

また、今年1月に発生した能登半島地震からの復興支援として特設コーナーが設置され、県の特産品、被害状況や復旧に向けた取り組みなどがパネルで展示されていた。

組合では昨年に引き続き、東日本大震災からの復興支援として、三陸・常磐エリアの魚介類を使ったすしの実演と試食イベントを実施。イベントには、粟飯原副理事長、岩本理事が組合を代表して参加した。

三陸・常磐エリアの食材を扱う岩手県、宮城県、福島県の漁協や水産会社8社が提供した小あみのかき揚げ、冷凍あわび、ヤリイカベタ、子持めかぶ、にしん、蛸、本鮪赤身などを、握り、軍艦、押し寿司にして提供。イベントは1日3回、計6回行われたが、イベントが始まると多くの来場者が詰めかけ、試食品は10分足らずで即売り切れ、今年も大盛況だった。

4月より保険料改定されます

食品国民健康保険

令和6年4月から食品国民健康保険の保険料が改定されます。
事業主、従業員、家族ともに基礎医療分500円、後期高齢者支援金500円、介護保険料(40~64歳の方)1,200円引き上げられます。
詳しくは下記料金表をご覧下さい。

【令和6年4月からの新料額】
事業主 27,000円(医療分23,900円 後期高齢者支援金3,100円)
従業員 13,600円(医療分10,500円 後期高齢者支援金3,100円)
家 族 12,600円(医療分 9,500円 後期高齢者支援金3,100円)
※40歳~64歳の方は、介護保険料4,200円がかかります。
(65歳以上の介護保険料は 市区町村より別途請求されます)

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すし券発行終了のお知らせ

2024年1月1日で発行終了

長年にわたり、組合員の皆様にご利用いただきました大阪組合発行のすし券は、2024年1月1日をもちまして、発行を終了いたしました。

なお、すでに流通しておりますすし券は有効です。
「有効期限:2026年12月31日」までのすし券は、引き続き受け取りをお願いいたします。くれぐれも受取拒否などないよう、気持ちよくお受け取りをお願いいたします。

すし券販売開始より、長きにわたり多くの組合員様にご利用頂きまして、誠にありがとうございました。

すし券委員会

すしや万歳

遠い身内に小学校の頃から、あなたの背中に先祖のお爺ちゃんがついて守ってくれてるよ!!。誰かが「ず~っとあなたの守り神として肩についていてくれてる」、「それは買うたらダメ」、「そっちの方角はダメ」、「右に行けって」言ってはるよ!!とか言う女の子がいる。もう高校生位に成っているか。何か不思議な能力である。

生物は一人一人みんな生き残る為に、何らかの超能力を持っていると言うが、代々の先祖達が生き抜く力を守り継いでくれているのかも。有難や、有難や。

やっぱ今を大切に、頑張って永く生きてて良かったを実感しながら行こ。応援してくれているんだよ!!

大束のパセリ、並段なら1,000円は超える品物だ。2ツ100円。三ツ葉5束100円。大きなレタス2ツ100円。カブラ、さつまいも2ツ100円。

天候が良いから、野菜が育ちすぎるとこんな素晴らしい事が目の前で起こっている。外の世界ではあまり良い事は聞かぬが、よろこんでたら、シッペ返しが来るかも知れぬ。

フィンランドは自殺者が多いと言う。それも6月と冬に。冬は日の出が9時、日の入り15時。日照時間6時間程。太陽が夜でも沈まない白夜と、日中でも太陽が昇らない極夜だ。

太陽の光を浴びる事によって、全身に発生するセロトニン(神経伝達物質をコントロールし、精神を安定させ、生き生き元気に)、一方、お陽さんを浴びなかったら体内のメラトニン(ホルモンの分泌に携わっている)がリズムを崩し、調整作用が出来にくくなる。故に6月と冬に…。

そこまで考えてもみなかったが、生き物には太陽の光は欠かせない。何一ツ無くてはならぬ物ばかりで、人間も自然の一部で、もっと謙虚に素直に反省しながら、純朴に一生を全うさせて下さいませ。

ボイルだこ一匹5,000~6,000円、ホタテ2,300円。うにも5,000~6,000円、シマあじ一匹5,000円。
すし屋の商材、何もかも高くないですか。こんなのもう恐慌ですよ。やれない、もうやっていけない領域ですよ。

何が原因で高く成っているのか。原材料も電気もガスもそんなに値上がってない。絶滅危惧種を切って食べてるんじゃないで。

勝手な心配するな。もっと落ち着けよ!!山よりでっかい事、起こらへん。何にも大きな変化は無い。落ち着け、落ち着け、空気はタダじゃ。

キレイな景色はなんぼで見てもタダ。美人のお母ちゃんの顔もなんぼ見てもタダじゃ。生きてる今は天国じゃ。な~んも心配いらんで!!