新鮮・採れたて情報 2021.8

大阪育ちのこころちゃん通信(48)

寄生虫による食中毒って?

皆さん、近年、寄生虫による食中毒が増えていることをご存じでしょうか?令和2年の食中毒発生件数は全国で888件であり、そのうち寄生虫によるものは387件と病因物質別で最も多く発生しています。中でもアニサキスによる食中毒は376件発生しており注意が必要です。アニサキスの食中毒が増えた原因として、2012年の食品衛生法施行規則の一部改正により、アニサキスが食中毒の原因物質の種別として新たに追加されたことや、魚介類の流通技術の発達により、冷凍されることなく生の状態で取引きされるケースが増えたためであると考えられます。
アニサキスは、サバ・カツオ・イカなどの魚介類に寄生しています。アニサキスが寄生している生鮮魚介類を生で食べることで、アニサキスが胃壁や腸壁に刺入して食後数時間から数日の間に、激しい腹痛や悪心、嘔吐等の症状が引き起こされます。
アニサキスの主な予防法は次の2点です。
 ①十分な加熱(70℃以上、または60℃1分以上)
 ②冷凍(マイナス20℃で24時間以上)
また、アニサキスは目視で確認することもできます。しっかり対策を取り、新鮮なお魚を美味しく安全な方法で提供しましょう。

ちょっとブレイク

すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・

  • 怪我をしたり、救急車で運ばれたり、思いがけない事ばかりが起きて、しょげて仕事をしていると、見かねたお客さんが、一枚の紙を置いていった。
    『どんなに長生きしても、毎日食って寝るだけなら、只の爺だ。どんな仕事でもいい。80歳現役、90歳現役、いや100歳現役をめざせ。目的がある限り、それが達成するまで、人は死なないものだ!!』
    参った、参りました。
    この方は65歳で定年退職してから、一から勉強、絵の教室へ。私の店にこの人の作品を展示している。これが売れるのだ、一万、二万で。毎日のラジオ体操、体のメンテナンスを大事にせよと言ってくれた。77歳、元気だ。
  • 福島県郡山市熱海町、深い深い山の中だ。原発事故とは全然関係ない方面に、忽然と有る温泉街だ。事故の影響は全くない様にみえるが? とてつもない大きな温泉宿、華の湯に泊まった(たぶん、能登の加賀屋の倍は有る)。有名らしく、紅白に出る歌手はすべて来ているようだ。
    通りの道端には、手打ちそば屋が多く、店、店で色んな工夫が成されていた。
    そばの上に、白ネギを刻まず、30cm位のネギがそのまま載っている。客はかじりながら食べている。そんなに辛くなかった。ネギの種類が違うのか?
    そばが出来上がるまで、漬物や大根のおでんが付出しで付いてくる。セット物で天ぷらが山菜のメインだが、びっくり山盛りでついてある。1,200円位だったと思う。
    ありとあらゆる手段を使って、畦道みたいな所でも、どの店も良く繁盛していた。無念白虎隊の墓に参り、深緑の中で強烈な命の洗濯をしてもらって帰って来た。
  • 姫路から舟で家島へ。大きな生簀で囲まれた釣り堀が有る。入場料16,000円。釣った魚は全部持って帰れる。10kg位あるくえ一匹、4kgのカンパチ一匹、しまあじ8匹、これが家への土産に成った。泳ぎのあじ、キビナゴ、さばの切身、ゴカイなどが餌だ。ボウズばかりの釣りで、たまにはこんだけ釣れたら、気分もスカッとする。
    緊急事態宣言がまたまた出た。もう国民が国の言う事も聞かない、若い人は特に!! ホントのホント。コロナで人類亡びるかもしれないと危惧する。それ位の覚悟で取り組まねば、小手先の操作だけでは最早、抜き差しならぬ所まで来ている。
    でも、どうしよう。我々の出来る事、うがい、手洗い、マスク、忍耐。