新鮮・採れたて情報 2020.12
2日の節分は124年ぶり
来年の節分は2月2日
令和3年の節分の日は2月3日ではなく、2月2日になります。節分が3日でなくなるのは37年ぶり、2日になるのは124年ぶりのことです。今後、マスコミなどにも多く取り上げられることが予想され、来年はいつもより節分を意識する消費者が増えると考えられます。さらに長引くコロナ禍で、おうち時間を楽しむ商品の消費が好調です。
節分の日はお店にとっても売上アップに繋がる重要なイベントですので、恵方巻きの販売を予定されている方は、124年ぶりの節分をぜひ活用下さい。節分が2月2日になる理由は、次の通りです。豆まきなどの行事でおなじみの節分は、2月3日と答える人も多いと思いますが、この日付は固定ではありません。令和3年の節分は2月2日になります。節分が3日でなくなるのは昭和59年(1984)2月4日以来37年ぶり、2日になるのは、明治30年(1897)2月2日以来、なんと124年ぶりのことです。ではどうしてこのようになるのかまとめてみました。
節分は「季節を分ける」という意味で、本来は各季節の始まりである立春・立夏・立秋・立冬の前日を指しており、最も定着しているのが、立春の前日の「節分」です。これは、「二十四節気」という季節を24つに分けた考え方がもとになります。二十四節気は地球と太陽との位置関係を国立天文台が調べて、日にちを決定しています。地球が太陽の周りを回る公転周期が365・2422日で、約6時間ずつ遅くなる一方、うるう年には4年前より少し早くなるというパターンになります。こうして、しばらく2月4日の中に納まっていた立春の日が令和3年には2月3日へ移り、その前日の節分も連動して2月2日へ移るということになります(国立天文台HPより要約)。