新鮮・採れたて情報 2016.7

9月19日「敬老の日」今年も組合あげて長寿巻き販売

今年の「敬老の日」は9月19日(月・祝)だ。全国すし連と歩調を合わせ、組合では4年前から「敬老の日」向けに昆布シートで巻いた長寿巻の販促を行っている。各店とも高齢者や子どもたちにも食べやすく美味しい具材を工夫して販売する。値段は上巻並みか、やや高めが多い。手軽に長寿巻を作りたい店には、三栄食品(株)の巻芯の使用がおいしくて便利

“大阪育ちのこころちゃん通信” 大阪府食の安全推進課から

こんにちは!「大阪育ちのこころちゃん」です。こころちゃんはお寿司屋さんが大好き!お祝いや団らんの時にはよくお邪魔します。海外の友達を連れて行くとみんなもう大喜び!伝統的飲食業種として、お寿司屋さんは私達の生活に欠かせない存在です。
こころちゃんは中でもカウンター席が大好き!職人さんとの距離が近く、「立ち」の美しい所作や、寿司の調製工程が間近で見られるからです。カウンター席からは、清掃の行き届いた厨房内、鮮度管理された生鮮魚介類が見える衛生的なショーケース、ピカピカに輝く調理器具類がよく見えます。また、身に美しく「躾(しつけ)」が行き届いたパリッと清潔な身支度の職人さんが、きれいな手指で適切な手洗いを挟みつつ、洗練された最低限の動きで丁寧に、一つずつ、自分が食べる寿司を握ってくれる喜びがあります。職人さんとの寿司ネタ会話も最高!私達が自分で見て確認できる、そんなお店のカウンターが大好きです!!
(YBK)

ちょっとブレイク

すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・

  • 天満市場の近辺がすごい。市場を建て替える前は、すべて八百屋がその倉庫だった。そこが夕方になると、若い男女のグループが三々五々集まってくる。中華、イタリヤ料理、メキシコ料理、焼きかき小屋、焼肉、外人のオーナーシェフが作って客を集める。みんな一生懸命だ。ビールが生中で175〜190円が大半。第一印象から安い、おもしろい、もしかしたら旨い。路地が4本、そこに店が10〜12軒、50軒は軽くある。びっしりいっぱいだ。
    開けっ放しだから通りまでテーブル、椅子、若者だから笑い声や話し声が楽しそうででかい。一晩中遊べる。女性同士も多い。一度、肩ひじ張らずに我々もやってみたら。意外に道が開けるかも。
  • 天神橋筋7丁目コンビニの2階、回転ずし「くら」に行ってみた。ものすごい活況だ。持ち帰りを予約して取りに来る客、テーブルやカウンターが空くのを待つ客、騒然としている。夕方7時頃の話だ。
    ものすごい進化している。食べた皿を流すと、それが伝票にチェックされる。うな丼、天丼、ぶた丼、タッチパネルを押すとレーンを飛んできて、目の前で止まる、みんな360円位の値段だ。びっくりしたのはとり貝、9入りで800〜900円は最低する位の大きさで2カン100円だ。あわてて3皿食べてしまった。しゃりの味も良い方だ。
    この多忙さでホールは2人。中も2人位で回しているのではないか。そんな気がした。何とこんな商いできるんだ。手間暇かけて従業員に神経ばっかり使って、我々何やってんだ。これでは逆とんぼになっても勝てんな。
  • 和歌山の印南に別荘を買った友人が、放置してある畑を借りて百姓を始めた。大阪に帰ってくる便で、色々持って帰ってくる。売らせてほしいというので、店の前に「無農薬野菜直売」と書いて野菜を並べる台を作った。向かいにライフがオープンしたにもかかわらず、全部完売するのだ。確かに香りが良い。色彩も素晴らしい。レモンは100個位持ってきても2日で無くなる。外国産は一盛り5〜6個200円ほどだが、こっちは3個で200円。しかし大きい。
    商売はやってみなくては分からない。誰がすし屋の前で野菜を売って売れるかと思うか。売上げは微々たるものだが、何か嬉しい。希望が湧いてくる。消費者はやはり無農薬を欲しがっている。