新鮮・採れたて情報 2015.11
名古屋で第10回「全国すし技術コンクール」
23都道府県から90人が日ごろの腕競う
大阪は「関西ずしの部」に出場
懸命に努力も銀賞5人全国すし連(山縣正会長)の第10回「全国すし技術コンクール大会」が11月11日、中部ブロック会と愛知県すし生衛組合(大谷親雄理事長)が主管し、名古屋市千種区の吹上ホールで盛大に開かれた。参加選手は北海道から九州まで23都道府県、90人が出場し、「笹切り」「巻きずし」「関西ずし」「にぎりずし」の4部門で日ごろ自慢の腕を競った。
大阪組合からは同日朝、新幹線で「関西ずし」競技に出場する選手8人と井上理事長ら役員が名古屋へ。結果は銀賞5人と敢闘賞3人という残念な成績に終わった。
きれいな白衣姿で拍手に迎えられて選手が入場し開会式に臨んだ
初めて女性が出場し笹切り、関西ずしなどに出場、全員入賞した
選手(後方)と同行した役員
銀賞入賞者
ちょっとブレイク
すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・
- 回転ずしが鈍化傾向にある。皆さん、どこも同じで飽きてきた。
京都八幡市にオープンした元気ずしが面白いと聞いて行ってみた。名前は魚米(うおべい)、レーンが全然回ってない。みんな新幹線に乗って注文した客の前に猛スピードでやってきて止まる。注文はすべてタッチパネルで行うので、店内は静か。純白一色の店内はすごく清潔に見える。裏方で切っているのだろうか、ネタの大きさは少し大きめで、今までの真空の統一された物とは違う。天ぷら類のすしが多く、他のサイドメニューはほとんどない。業界トップクラスのすし屋が進化しようとする姿は、自分に置き換えてみて良い勉強になった。 - 店の前でパトカー5台、白バイ5台、映画のシーンを思わせる大追跡劇があった。残酷な殺戮を繰り返すキチガイが集まるイスラム国には、気が滅入る。日本でも警察がおらんかったら、事件(泥棒・殺人・強姦・詐欺等々)ばかり起こるんやろか。起こっているけど多くはない、と思いたい。そうか、ポリさん、実は国民の平和と幸せのために働いているんや。そら大変な仕事や。路地に隠れて取り締まりをする姿しか見ていなかった。ごめんなさい。
- 環境が一つ違えば天国と地獄。地球上で唯一、幸せの物差しが全国民違っていない国、ブータン王国。宗教関係の人が広げようと経済協力や日本に連れてきて風呂屋に連れて行ったり、すしを食わせたりいろいろやっていたが馴染まなかった。近代国家の景色がいいとは患わなかったのだ。国王一人だけでなく、全国民の心、先祖の教えが貫かれているのだ。何でもないことのように思うが、ほんの少し前まで日本もそうだったはず。二度と戦争して地獄の仲問になりたくない。
- 毎月送ってくるぐるなび通信を見ると、解らない言葉がこの頃特に多い。フォンデで季節の野菜を、バーニャカウダ、ワインの飲み放題してもいいのか、etc。日本版「クラブミシュラン」の公式サイトが始まった。料理界も世界規模で動いており、ますます広がる勢いである。世界の食文化の違いに営々と挑戦している若者たちにエールを送りたい。伝統の味を今に申し送りするのも大事だが、すしの提供の仕方が自由に変わってくる今、世界の味覚を理解することも大切かも。