新鮮・採れたて情報 2015.5

大阪鮓会館で「関西ずし」術講習会

11月11日/全国すし連の第10回「すし技術コンクール」に備え全国すし連が11月11日に第10回「全国すし技術コンクール」を開催する。組合では箱ずしやバッテラなど関西ずしの伝統を次代に継承するために、京都・滋賀・兵庫の近畿ブロック各組合と協力して選手の派遣を目指す。本番までに数回の講習会を開く予定で、4月22日、大阪鮓会館で技術講習会が開かれた。参加者早く50人、技術委員会、青年研究会が設営、進行した。
講習会には東京組合常務理事・青年部長の目黒秀信さん(稲城市「ヨロシク寿司」店主、「すしの教科書」著者)も見学に来阪。講師はコンクールに何度も上位入賞した青年研究会会長の成尾友紹さん。事前に申し込んでいた5人が実技に挑戦。制限時間はかなりオーバー。それでも全員、拍手で頑張りが讃えられた。

ちょっとブレイク

すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・

  • 初めての経験なので書いておこうと思った。
    羽振りの良い廃品回収の社長、今は骨董品屋。中国人が日本の象牙や赤さんごを買いあさっていると。誰かそんな宝石類が邪魔な人おったら「高く売れるぜ」と言う話だった。私の古いお客さんで、古くなった自社ビルを売って、もう小さなマンションに引っ越すと言う。老夫婦。そんな話をしたら、そのお母さん、ダイヤの指輪、赤さんごネックレス、象牙の色々「もう要らんから」と持ってきた。買った時の値段は300万円と。骨董品屋の社長が提示した金額は何と10万円。奥さん「もういらん、持って帰り」と言ってしまった。それでもまだ沢山使ってないのがあるからと売っていった。
    その後、買った骨董品屋社長、なんと紹介料と言って2万円を私に置いていった。そんなん要らん言うてるのに当たり前のルールやからと。俺までグルになってしもた。
  • JR三宮の高架下、昼1時30分頃、美術館の帰りに昼めしをと探す。ガラガラの店も、そこそこの店も。ひときわ並んでいる店の後尾につく。すると店員が中から慌てて出てきて、斜め前の公園に並んでいる人が最後尾だと言う。オットット、そんなに並ぶか!
    その日は諦めて後日、夕方5時頃行ってみた。それでも8分位の入りで、なかなか人気があるようだ。ステーキ定食、牛タン定食、ローストビーフ定食が852円。肩ロースステーキ定食1,352円、ワンポンドステーキ定食1,991円…。どこ産とか書いてないが、豪か米には違いない。温泉玉子をかけてあり、ガッツリ若者向きだ。年寄りには食べた後、胃袋が肉だらけで、少し気分が悪い位だ。
  • 学生の頃から堀文子の絵が好きだった。豆のつるやナンキンの茎の力強さ、小さな草の新芽でも生き生きと強く生きている姿を描く。何でもない物だが自然の観察力が違う。そんな雑草の中でコオロギやキリギリスが優雅に住んでいる。こんな絵を描く人がいる。絵の隅には簡素な「文」の字。
    人生の多忙な時期は終わった。堀さんのような自然の中で、ゆっくり生きたいと思う。