新鮮・採れたて情報 2014.8

第65回「外食産業フェア」

9月10日(水)・11日(木)・12日(金) 南港・インテックス大阪3号館で(社)日本外食品卸協会が9月10日(水)から3日間、インテックス大阪で第65回「外食産業フェア」を下記の通り開催します。
今回のテーマは「美味しさのおもてなし!食の祭典」です。商品展示、試食、試飲、実演、空くじなしのお楽しみ抽選会など多彩に開催。寸暇をみつけて参加されては。
▼ 日 時
9月10日(水)・11日(木)・12日(金)、午前10時30分〜午後5時
(最終日は4時30分まで)
▼ 場 所
インテックス大阪(地下鉄・中央線「コスモスクエア」でニュートラムに乗換え、「中ふ頭」下車、徒歩3分)
▼ 内 容
(1) 業務用食材(和食・洋食など飲食全般)
(2) 清涼飲料・種類
(3) 外食産業関連書籍
(4) その他、外食産業関連商品▼ 入場無料

ちょっとブレイク

すしなにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーよりと食の巷間談義・・・

  • 田舎で久しぶりに母の話が出たので書いてみようと思う。母は小学校3年の時、口べらしを兼ねて川を挟んで1㎞位の医者の家へ子守り奉公に。お昼時間に川向こうに「母(カア)」らしい姿を発見し、「カア、カア、カア」と喉から血が出るほど叫んだ。次の日から母は姿を見せなくなった。3年ほどの奉公を終え家に帰ると、二人は長い間抱き合った。何もかも分かり合った時、母は娘の背をバンと叩き、背を押した。しっかり生きろ!と。
    母はそれから一人で大阪に出て、口入れ屋(今の職安)で仕事を探し、結婚する21歳まで働き、家に仕送りした。後妻で入った結婚で、前妻の子ども二人がいることを知らず。でも逃げ出そうとは一切思わなかったと。実家で出産しろと言うので帰ってみると、兄の嫁が男の子を生んだ後、体調を崩し死にかけている。その子に乳がないので己の生んだ子と二人を抱きかかえて乳やり。その頃、父は出兵していて家は大変だから、帰って来いと矢の催促。だが帰るにも汽車に乗る金がない。夜中、子どもを前後にくくりつけ、もう一人女の子も連れて夜の線路の上を歩いた。
    今の紀勢線で御坊から箕島まで8駅、約40〜50km。俺なら考えただけでタメだと思う。「なにくそ」が強かった母、「負けてなるか」「大変なのは覚悟の上」とよく言っていた。
    この母のお陰で今がある。自分の事など何一つせず一心不乱に働いた。やっとこさで一族みんな平和で幸せになれた。大勢のご先祖の苦労がなかったら私たちの今はない。母の心肝に命じて、真面目に正しく正直に一生を貫き通したい。みんな、これからやで、へこたれるなや!