大阪・なにわのは美味しい食の宝庫です。大阪独自の食や流行、文化などの情報をお知らせしていきます。
せっかちで、おおらかで楽しい大阪を楽しんで下さい。
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第117回京料理展示大会賑わう
明治19年に始まり、今年で117回目を迎える京料理展示大会が、12月13・14日、左京区岡崎のみやこめっせで開かれた。
会場には、京都料理組合の老舗料亭が腕を奮った豪華な京料理、京都寿司組合は鯖寿司や押し寿司、細工寿司が一堂に集められていた。
ステージでは、京都屈指の料亭店主、木乃婦の
高橋拓児氏やいづうの佐々木勝悟氏による京料理教室、魚に手を触れず包丁刀と真魚箸で切り分ける食の儀式「生間流式包丁」、五花街の舞妓による京の舞の披露、翌14日はだし巻き作りコンテストが開催された。
また会場では京野菜の展示販売や、寿司や蕎麦、有名料亭の京料理点心が特別価格で販売されており、人気を博していた。
ちょっとブレイク
・・・すしと食の巷間談義・・・
なにわのグルメライターオヤジのけいちゃんが、
大阪の食事情や地域、お店のお話など紹介します。
NEWSすしおおさか すし屋万歳コーナーより
青森が好きで、ぶらっと良く出かける。駅前に青森中央市場が有り、魚も溢れ、活気がある。県民は皆、魚が好きで、学生さんがおやつに焼魚やホタテを食べ歩いているのを見かける。
だが、海水温の上昇で被害が出ている。三陸沖で8.8度、日本海で1.8度UPだと言う。底引き網で獲ってくるのは、カレイ、ホッケ、のどぐろ、イカ等々だが、2021年イカは前年比0.4%減の7,842トンで、普段の半減に成りそう。
この頃は、和歌山で獲れる太刀魚も多く成り、魚種交替が迫っていて、利益の出ない漁港が多く成っていると嘆く。
気候変動は、自然現象なのか、人間の環境破壊なのか、これからもスピードを上げて破壊は続く。
うにの値段が一枚4,500円〜5,000円で普通になってきた。それもロシア産、チリ産で。
5月〜8月が旬のうに。北海道は4,528トンで57.5%を獲る。青森652トン、岩手922トン、宮城472トン。輸入は、チリ26,517トン、中国、ロシアも多い。三陸海岸500㎞が、うにの好漁場に成っている。
旨いもんを売るのが我々の商売だが、この頃は納得できる仕事が出来ない。
「日頃、口に出来ない旨いもんをすし屋で」と言ってもらえない。材料費が上がるのは仕方がないにしても、我々は宿命として、お客様に安く旨いものをお届けする。これは外せない。
すし屋が一番儲からない商売に成ったんではないか。
魚の値が上がったからと言って、すぐに、にぎり一人前100円上げますとは言えない。すべての商品が、毎日の変化に対応できない。干瓢も天候の具合も有るんだろうが、年中高値だ。バッテラ昆布も最初頃から言えば、10倍位に成ってるんではないか。我々はお手上げ状態。
すし屋は三日やったら止められんと言われたが、今では跡取りもおらん。「お前ら、今まで儲けすぎたんや」と言う人もいる。
もう少し手広く、賢く、要領良くと言うが、気が付いたらみんな年寄り。分かっているのだが、打つ手がない。救世主よ!!
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