平成18年5月20日号
第561号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
理事会より
 5月理事会にて全上程議案を承認

5月25日(木)の帝国ホテル大阪で開催される第48回総代総会を間近に控えた5月11日、大阪鮓商会館で定例理事会が開かれた。司会は3ヶ月ぶりに復帰した上道総務委員長。

開会の挨拶で半田理事長は、総代会への多数参加と議事進行に強力を要請。また天王寺支部長が金井幹雄氏(小松すし)から小林正美氏(いぶき)に交代を報告。病気療養中の金井氏に代わって喜久代夫人と、小林氏が挨拶した。
「にぎりずし」講習会
 5月23日 大阪鮓会館で
青年委員会(土井一友委員長)ならびに青年研究会(福井良一会長)では、3月開催の『関西ずし』に続いて『にぎりずし』講習会を開催します。今年11月22日(水)に開かれる近畿ブロックすし技術コンクールへの出場選手養成のためですが、勉強にもなるので多数ご参加をお待ちしています。

▼日時
  5月23日(火) 午後2時30分〜4時30分

▼場所
 大阪鮓会館3階会議室

▼模範演技
 割烹司(堺東支部)岡田伸行氏(第7回近畿ブロックコンクール第3位入賞)、
 なるを(吹田支部)成尾友紹氏(同第9回コンクール第3位入賞)

※参加費無料
 受講及び実習希望者は事前に組合事務局までTEL:06-6538-3121
近畿ブロック女性部の集い
 なごやかに春らんまんの一日
第7回「近畿ブロック女性部の集い」が4月27日、京都府寿司生衛組合(北倉弘款理事長、木下五百子女性部会長)の当番で、宇治市で開かれた。

午前11時、宇治平等院前に集合、世界遺産の鳳凰殿を拝観し、散策後宇治茶を一服。午後1時からは「京料理竹林」で会合。北倉理事長、木下女性部会長の挨拶のあと、各府県組合女性部から近況報告が行われた。大阪組合からは半田理事長、山田・井上副理事長ら12人が参加した。当日は好天に恵まれ、しばし風雅なひとときを過ごした。
商友会情報
 商友会総会・新商品情報・商社訪問
■商友会総会
大阪鮓商組合商友会が4月20日、大阪市中央区の船場うを清で通常総会を開いた。出席者は商友会会員と組合役員ら33人。開会に当たり谷口会長(アサヒビール大阪支社長)は、「いかにお客に満足感と感動を与えるか、いっそうのご努力を」と述べ「私たち商社は、すし屋さんが繁盛してこそ。商友会としてどうすればお役に立てるか、これまでと違う形で何か考えていきたい」と挨拶した。議事は平成17年度事業報告と収支決算報告、監査報告に承認を得て、「鮓商組合への協力」を盛り込んだ18年度事業計画と収支予算案を拍手で決定。議事終了後に来賓を代表して半田理事長が、日頃の協力に感謝したあと「今後とも相互扶助の精神で連携を深めたい」と挨拶した。
『やがて大テーブルの時代に』タマノイ食品M・柴田社長
外食産業の市場規模縮小を受け、各企業は生き残りをかけ業界の淘汰も進んでいます。また最近、食に対する政府基準は安全・安心を機軸に、より厳しくなっています。「今まで1人で食べる“個食”や、他人との接触を避ける“個室”が定着してきたが、これからは和気あいあいにカウンターやテーブルで話し合える店が必要とされる。団塊の世代が高齢者の仲間入りをし、交流のニーズは格段に高まる」との大手外食経営者の談話もありました。まさにカウンターや隣の席とコミュニケーションが図れ、安全で安心な食事がとれるすし店のような店舗形態が、消費者に受け入れられる時が来ると確信しています。

■甘熟黒酢とりんご酢

(株)ミツカンナカノスが「甘熟(かんじゅく)黒酢」と「甘熟りんご酢」を新発売した。“健康”と“おいしさ”を両立させ、素材の甘みが感じられるお酢で、どちらも糖類、甘味料、香料など一切加えていない100%醸造酢。水で薄めて飲んでも料理にも、用途は広い。

【(株)ミツカンナカノス大阪支店】
 TEL06−6543−7591
■商社訪問
冷凍エビ一筋30余年
(株)コーラル・シー

ご存知冷凍エビを主力とする魚介類専門商社。創業者の丹波伸之氏は四半世紀の間、フィリピンやインドなどでエビを中心とした海洋資源の開発、輸入に携わったあと昭和51年「コーラルシー」を神戸で創業、同57年に吹田市に本社を移した。

組合とのつきあいはその後すぐ、吹田支部の紹介で商友会に入会。当時はまだ、冷凍エビを使うことへの疑問が強かったすし店経営者に、高品質なエビが認められ、一挙に取引先が広がった。近年はイカ、ウナギ、貝類へと取扱いを広げ、カットして開いたエビやイカなどの商品を提案し、使いでの良さでスーパーなど流通業界へも販路が広がっている。

平成12年から丹波社長のご子息・丈太郎氏が専務取締役に。13年10月1日には伸之社長が会長となり、越村敏明氏が社長に、藤田和博氏が営業部長に就任した。越村氏、藤田氏とも創業時から共に汗水流してきたスタッフ。越村社長は「鮓組合の皆さんとは三代前の塚村理事長の時からのお付き合い。きびしい時代ですが、すし店の皆さんが元気になってもらうため、アイディアを提供していきたい」と話す。

【(株)コーラル・シー】
 吹田市南吹田2−6−32
 TEL06−6383−5611
 
6月から新道交法
 駐車違反監視員による確認
6月1日に道路交通法が改正、施行され、違法駐車の取り締まり方法が変わる。

改正のポイントは大きく二つで、一つは車両の使用者(持ち主)に『放置違反金』納付が命令される。納付期限が過ぎると差押さえによる強制徴収も。 また、半年間に4回以上納付命令を受けた使用者には車両の運転禁止が命令され、違反金を納めていない車は車検が拒否される。

二つ目は、資格のある民間の駐車監視員が放置駐車違反車の確認作業を行う。当面、駐車監視員の活動は重点地域の大阪市内だが、その他は従来どおり警察官が取り締まる。

引越し業者を含め、出前・仕出しの短時間駐車でも例外はないという。
 
激辛一言
すし屋を愛するお客から7
何事も続けていくことは大変だと思う。
でも、永々やっているからプロ?
それは大間違い。他人が認めてこそプロ。
不器用でも一生懸命の仕事は客も納得できるし、客を呼べる店になる。

値段が安ければいい、良が多ければいい、そんな店が好きな客もいるだろう。
高くても少なくても新鮮さを好む客もあろう。
客は店を選べても、店は客を選べない。
だからいかにターゲットを絞り、決めるかである。
自分の店は何を売り物にするのか、それを決めてガンバッている店は、必ず繁盛しているはず。