平成14年8月20日号
第516号
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(H15.11.5大阪大会テーマ)
埼玉大会100人参加の達成を
 観光も見どころいっぱい!
全すし連の第45回「埼玉大会」の大阪からの参加日程が決まった。同大会では、次年度開催地として大阪が発表され、大会旗の伝達を受ける。大阪代表は壇上から「おいでやす くいだおれの町 大阪へ」と多数来阪を呼びかける。

組合では、元気な大阪をアピールするため、例年を上回る100人規模の参加を目指しており、参加者1人当たり2万円(同伴者を含む)を組合から補助することが決定している。

埼玉大会は11月6日(水)さいたま市桜木町の「大宮ソニックシティ」で開かれる。大会式典ならびに事は午後1時から大ホールで開催、近代化展ならびに物産展も同シティ内で行われる。懇親会はバスで「浦和ロイヤルパインズホテル」に移動し開催される。最終締め切りの9月12日(木)までに組合事務局まで申し込みを。
損して得をとる「すし券」の効果とは
 新規の客を大事に
組合事務所には毎日のように「すし券を使える店を教えて欲しい」と消費者からの問い合わせがあります。登録店をご案内した後、「受け取りを拒否された」との苦情、お叱りも少なくないのが現状です。すし券の発行元の組合に問い合わせ、「登録店を確かめていったのに使えなかった」では、すし券のイメージは悪くなっていくばかりです。

すし券は本来、お店の売上向上のために始められた制度です。 お客が500円分の食事をされ、換金が450円では50円損ではないか、と言われる方も多いようですが、500円券1枚だけで帰られるお客がおられるでしょうか?まずおられないはずです。さらにその売上はお客が「すし券」を手にしなかったらなかった売上かもしれません。『損して得をとれ』昔からの商売の基本です。

回転ずしが乱立し売上を伸ばす中「おすし屋さんのおすし」はおいしいと分かっていても高級感があり、暖簾をくぐるのをためらっているお客も多いはず。そんな時、すし券をもらったお客が「せっかくだからすし屋へ行ってみようか」と来店されるのは、大いに喜ばしいことではないでしょうか。

「すし券」は新規のお客を呼ぶ手段の一つです。換金差額の50円は新規顧客獲得の経費と考えていただけないでしょうか?クーポン券発行の代わりに「すし券」を渡せばほとんどのお客はそれだけでリピーターになってくださるはずです。

消費が低迷する今だからこそ『売上を伸ばす手段』として「すし券」を利用してみませんか。
第6回ボウリング大会に参加を
 9/17(火)ボウルカスタムにて

(右から)
第5回上位入賞者
片山さん、岡田さん、松山さん
青年研究会(深治常夫会長)は9/17(火)14:00、阿倍野区坂南町2丁目(地下鉄御堂筋線昭和町すぐ)の「ボウルカスタム」で第6回ボウリング大会を開催。広く参加者を募集している。

競技は個人戦で2ゲーム合計の得点を競い、優勝、2位、3位の他、飛び賞、BB賞など商品も多数用意しています。また女性は1ゲームにつきハンデ20が与えられます。

なお参加費は無料となっております。(但し貸し靴代は各自ご負担ください)参加申し込みは9/7(土)までに深治会長「06-6624-4503」まで連絡ください。
ヘルシーメニューコンテスト応募受付中
今年も3部門を募集(9/20まで)
今年も「ヘルシーメニューコンテスト」が開かれる。題して「おすすめ!わが店のヘルシーメニュー2002コンテスト」。主催は大阪ヘルシー外食推進協議会(椋本彦之会長)、後援は財団法人大阪21世紀会と大阪府調理師団体連合会、協賛は大阪府米穀卸業者協議会。

当組合からも毎年、アイデアいっぱいの料理を応募し、上位入賞を果たしている。

【問い合わせ】
 大阪ヘルシー外食推進協議会  06-6910-6338
緊張感いっぱい「調理技術審査・技能検定」
 今年は10人が挑戦
平成14年度「調理技術審査・技能検定」の「すし料理」実技試験が7/30大阪市中央区の辻学園調理技術専門学校で行われた。

(社)調理技術審査技能センターが、より高度な調理技術者育成を目的に、東京と大阪で毎年開催しており、筆記、実技両試験に合格すると「専門調理師」「調理技能士」の称号が与えられる。
お国自慢・郷土のお寿し「鯖寿司・京都」
 祭りに欠かせない町衆のごちそう
京都のおすしといえば誰もが思い浮かべるのが「鯖ずし」、名の通った老舗すし店が誇る看板メニューでもある。かつて日本海の若狭に揚がった鯖は、上中、朽木から比良山の西側を約70km歩いて京の都へ運ばれた。大原手前には険しい山越えがあり鯖街道と呼ばれた。

昔から京のおばんざい同様、庶民の食膳を飾るごちそうで、葵祭、祇園祭、時代祭や地域の催し事には欠かせない。同じく「へしこ」「なれずし」「松前寿司」もかつての京の町衆の貴重な蛋白源でもあった。

【編集部から】本号から「お国自慢・郷土のお寿し」をシリーズで連載します。府県を代表するすしばかりでなく、一地方に伝わる伝承のすし、おふくろの味など幅広く取り上げます。皆さんの故郷のすし情報をお寄せください。
がんばってます「うを七」
 (吹田支部)働き通した45年「人に恵まれたお陰」

小西さんと西店従業員の皆さん
すし屋を始めて47年、とにかく頑張ってきた。家は昭和初期から江坂で魚屋、吹田一中の中学生だった頃から毎朝、登校前に天満市場へ仕入れに行く手伝いをした。卒業後は魚や野菜、食料品をリヤカーに積んで行商に出た。田圃と竹林ばかりの丘陵地を、暑い日も寒い日も、雨の日も引き綱を肩に食い込ませて一日中歩いた。18歳の時、いかに若いとはいえ過労で2ヶ月間入院。その間に料理の道へ進もうと決心、行商を続けながら日本調理師学校の夜間部に入学した。

昭和40年23歳で江坂に念願のすし屋を独立。家にお金がないので叔父さんに保証人になってもらった。店はわずか四畳半程度、カウンターも5席、もっぱら出前に力を入れた。店名の「うを七」は父親七松から一字もらった。その後28歳の時下新庄駅前店、30歳で江坂駅前店、32歳で東店、34歳で北区兎我野町店、36歳で江坂ダイエー向かいに一品料理とちゃんこ鍋の店と立て続けにオープンした。まさに行け行けどんどん、一生懸命体を動かせば儲かった時代だった。その後採算のあわない店は早めに見切りをつけ、現在は本店、西店と日本料理松栄、東店、江坂ビル地下店と給食弁当センターに絞った。

「今私があるのは、嫁さん、子供ら家族、友人、お客に恵まれたお陰」と小西洋二さんは言う。正社員28人、パートを含め約40人が頑張ってくれている。常連に坂田利夫、上沼恵美子ら芸能人も多い。その関係でテレビや情報誌など無料でPRされる機会がよくある。「暇だからといって落ち込まず、逆に攻めることで店を活性化しなければ」と昨年送迎用の中型バスを導入。飲酒運転の罰則が厳しくなり、法事等の需要で要請は多い。

社員は休んでも店は無休。3年前までは江坂ライオンズクラブ会長など地域の役職に就いていたが「やはり組合あっての商売」と今は組合の衛生委員長、吹田副支部長など業界関係で頑張っている。趣味はゴルフ、野球は阪神、週に何度かはネオン街へ。とても60歳とは見えない若々しさだ。
さすが東京組合「すし技術コンクール入賞作品」
 見事な入賞作品

笹切り優勝鈴木実嗣氏
東京組合は今年2月「すし技術コンクール」を開催。競技は「笹切り」「巻きずし」「にぎりずし」の3部門、それぞれ上位10人の入賞者が来年2月の全国コンクールへの挑戦権を獲得した。

入賞作品はどれも見事なものばかり。コンクールに選手を輩出する店の力の入れ方と、選手の並々ならぬ努力のあとが見て取れる。


そのほかの各入賞作品はこちらでご覧いただけます。