平成14年9月20日号
第517号
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(H15.11.5大阪大会テーマ)
理事会からのご報告
 大阪大会、2002大阪すし祭りについて
<全すし連「大阪大会」>
来年11/5の全すし連「大阪大会」に向けて動き出した。組合は7月の定例理事会で大会テーマを決定したのに引き続き、9/12に開いた理事会で半田理事長は「全国から来阪される皆さんに、いい大会だったと感じていただくため、アトラクションと料理の提供に力を入れたい」とのべ、準備組織とスケジュールの概要を発表した。
石井商友会会長「大阪大会の成功を」

大阪鮓商組合商友会の納涼会が8/28夕刻から宗右衛門町の食道園に、商社22人、組合役員21人が出席して開催された。商友会会員と組合役員の親睦と交流を目的に毎年開かれている。
<2002大阪すし祭り>
組合の年間最大行事11/12(火)に開かれる「2002大阪すし祭り」の概要が以下のように決定しました。

 【開催日時】
    平成14年11月12日(火)10:00〜17:00

 【開催地】
    南大阪地場産業振興センター(じばしん)
     地下鉄御堂筋線なかもずより徒歩5分

 【催し内容】
すし用品特売市
商友会会員商社を中心に、この日限りの特売市価格で展示販売。
すし・鰻丼の販売
すし・鰻丼を500円(会場用すし券にて)1500食販売。
マグロ解体ショー
木津市場まぐろ同士会の協力で、正午と14時の2回実演。切り身は造りとして500円(会場用すし券にて)販売。
巻ずし教室
一般消費者参加による教室を11時と14時の2回開催。
大抽選会
10/20付けの本誌に掲載された抽選引換券で豪華景品の当たる抽選に参加。
すし料理展示会
自慢のすし、料理を展示し、消費者にお店のPRを。(参加方法などは次号掲載)
手づくり横町
市民の手づくり品をずらり展示販売。
8 巻きずし早食い・ビール早飲み競争
11/9(土)第2回調理師試験実施
 大阪食協が予行講習会を実施
11/9(土)に実施される第2回「調理師試験」についての実施要項は次のとおり。
 
【受験願書の配付】
9/2(月)から府内の各保険所、大阪市内の各保険センター及び大阪府健康福祉部食品衛生課など
【一般願書の受付】
10/7〜9まで
【試験日時】
11/9(土)10:30〜12:30 大阪府立大学
 
【問い合わせ先】
大阪府健康福祉部食品衛生課総務・業務グループ
TEL 06-6941-0351 内線 2568〜9
調理師試験予備講習会のお知らせ

第2回調理師試験に備え、また調理業務従事者の資質向上を目的に予備校集会を開く。時間に余裕のある人は参加を。
【問い合わせ先】
(社)大阪食品衛生協会
TEL 06-6227-5390
大阪ずしの伝統 伝え、広げよう(福寿司)
 (前編)分厚いネタで大人気
「今、大阪のすし屋が頑張らんと、大阪ずしはなくなってしまいまっせ。何とか後世に伝えたいと、この歳になっても頑張っているんですよ」ー今井敬子さん81歳、大阪心斎橋大丸前にある170余年の歴史を持つ「本福寿司(創業時:福本)」8代目店主である。

江戸末期の風俗観察記「守貞漫稿」にも、同店のことが書かれている。他の店よりネタを3倍ほども分厚くしたことが人気となり、門前市をなすほど繁盛したという。

さらにこのような古い文献をみると、もともと箱ずしは今の倍以上の大きさで「福本」も当初は、この柿鮓を商っていたようである。その後「吉野寿司」の3代目が小ぶりの箱を考案、今の大きさが広く定着したようだ。

「福本」は明治5年今井敬子さんの祖父、今井信二郎氏の時代に「福寿司」と改名、波乱に富んだ歴史をたどるのである。(以下次号)
お国自慢・郷土のお寿し「さんまずし・和歌山」
 地元主婦が昔ながらの「なれずし」を
和歌山県と三重県にまたがる紀伊半島南部の名物ずしといえばやっぱり「さんまずし」。

11月下旬〜3月にかけて、三陸沖から親潮に乗り、熊野灘で水揚げされるさんまは、スリムで適度に脂が抜け、さんまずしに最適の条件となる。またこの時期に収穫される新米と、ユズやダイダイなどの柑橘類が欠かせない隠し味となる。

かつて正月や祝い事用に、どこの家庭でも作ってきた「なれずし」で、作り方は地域により多少違ってくる。

国道42号線を走ると白浜あたりから「さんまずし」の看板が見えはじめる。1本500〜700円と値段も手頃。臭みもなく適度に脂ののった味にファンは多く、宅配便で全国へ送っている店もある。

(協力=熊野川生活改善友の会)

【編集部から】「お国自慢・郷土のお寿し」をシリーズで連載します。府県を代表するすしばかりでなく、一地方に伝わる伝承のすし、おふくろの味など幅広く取り上げます。皆さんの故郷のすし情報をお寄せください。
がんばってます「都ずし」
 (東住吉支部)家族で力を合わせて
お店に先代、沖本茂雄さんの額に入ったレリーフが飾ってある。同氏を知る人は、職人気質でへんこつ、しかし人に好かれ、他人の世話に汗を惜しまなかった人柄がすぐよみがえる。それほどそっくり、良くできている。

その茂雄さんは、平成5年に83歳で他界した。現店主、雄次郎さんは昭和41年に峰子さんと結婚、2男1女を授かった。今は次男の剛志さん(33歳)が店で頑張ってくれている。今の時代に合わせた商売をとも思うが「ネタを吟味して、顧客サービスに努力し、本来のすし屋を続けていきたい」という。

中学生の頃から音楽が好きだった雄次郎さん、今もOB会「楽窓会」の仲間たちとの交流が何よりも楽しい。「無理をせず、家族で力を合わせ、そして何より健康を第一に、もうしばらく頑張っていきたい」という。とても63歳とは思えないハツラツぶりだ。
大阪府警がすし屋開店!????
 実は飲酒運転防止の広報でした
大阪府警本部前にすし屋風居酒屋メニューがずらり。 ー実はこれ飲酒運転をなくすための広報なのです。

例えば料理では「鰰(はたはた)迷惑」「人生鮪(まっくろ)」「罰金蛸(たこ)つく」「飲まなかっ鱈(たら)」「後悔して鱒(ます)」といった具合。

道路交通法が6/1から改正施行され、飲酒運転の検挙数は減少したのだが、その代わり従来は対象外だった0.25ml以下での検挙が増えたという。ビール2本で20万円、他の違反が加わって計30万円の支払いを命じられたケースもあるという。

飲酒運転が良くないことは誰もが承知。・・・しかし売上の減少は痛く、何とも複雑。
11/1は「全国すしの日」
 感謝のイベントを

魚が一番美味しい時期。新米とのコンビネーションで、すしの美味しさは最高!「全国すしの日」は日頃お世話になっているお客様への感謝を込めて、何かイベントを。