平成25年4月20日号
第644号
 
 
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実践的な細工ずしを1冊に 滋賀県・青山氏の本

仕事に役立つ実践的な細工ずしを1冊に収録。一つ一つ作り方の手順も図入りで丁寧に解説。勉強熱心な若い従業員さんにお薦めです。

組合価格 1,500円(税込)
通常定価2,100円を、組合へ申し込むと1,500円でOK
誰もが納得する名匠・名店を
長寿巻は磯巻、錦糸、2種類で
pic1組合は4月2日、組合会議室で「浪速すし名匠・名店」委員会と「長寿巻」委員会を開いた。「浪速すし名匠・名店」委員会では、各支部から推薦された名匠と名店を最終選考した。選ばれた個人、お店は、誰もから納得してもらえることを条件とした。「長寿巻」委員会では、「敬老の日」に向け全国統一ブランド「長寿巻」での取り組みを決定。大阪組合では、磯巻きと錦糸巻きをセットにして販促活動を行う。井上理事長は「敬老の日はもちろん、節句ごとの<晴れの日>のすしとして浸透することを目指したい」と結んだ。
大阪府飲食旅館生衛連が禁煙/分煙ステッカー
pic2全国で禁煙・分煙への動きが強まっている。愛煙家は、いよいよ肩身が狭い。大阪府飲食旅館生活衛生組合連合会では、禁煙・分煙ステッカーを作成し、すし組合など傘下8団体の全組合員に配付する。ステッカーは4パターンを用意。入店前のお客に配慮し、店のたばこ環境を表示する。
「争族」にならない「相続」を
ジブラルタル生命がミニセミナー
Pic3平成25年の税法改正で、相続税の基礎控除見直しが行われ、税率構造も見直される。相続・遺産分割が『争族』にならないために、生前からの財産管理と生前贈与、遺産分割対策、遺言状の作成など、税法にのっとった早めの準備が大切。
組合員の相続に関する相談は、提携するジブラルタル生命保険(株)、なんばエリアなんば第二支部営業課長・平岡富士恵さん 電話06-6632-5268
全すし連が「食物アレルギー」冊子
Pic4全すし連(山縣正会長)が小冊子「食物アレルギーの基礎知識」を発行、近く全組合員に配付する。食物アレルギーの基礎知識から原因食材と、生死にかかわる「アナフィラキシー」反応など説明。「何かあったら迷うことなく救急車を呼び、専門医にゆだねること」とアドバイスする。
「ととけん(日本さかな検定)」に挑戦
第4回「日本さかな検定(略称=ととけん)」が6月23日(日)、全国一斉に開催される。日頃、魚にはウルサイあなた、挑戦してみませんか。(組合事務局に申込み用紙を用意しています)
▼申込締切   5月24日(金)
▼検定会場   東京・大阪など7会場
▼実施階級   3級(初級)、2級(中級)、1級(上級)
▼受験料    3級4,000円、2級5,000円、1級7,000円
▼申込み方法  郵便局から振り込み、インターネットからも。
▼ととけんHP http://www.totoken.com/
がんばってます 東大大阪支部 粟寿司
名代のすし割烹で修得した技で 毎朝、鶴橋で魚を吟味し提供
Pic5JR大阪ひがし線「長瀬」駅の真ん前にある「粟寿司」(粟飯原昌弘さん40歳)。昭和48年、父親の正幸さん(故人)と実弟、正幸さんの奥さん南恵さん(71歳)の3人で店を起こした。正幸さんはすし屋はまったくの素人。南恵さんは「魚の名前は知らないし、暗号のような符牒を覚えるのに大変苦労した。しかし好景気で市場ではトロバコの奪い合い状態」と回顧する。
店を継ぐと決めていた昌弘さんは高校卒業後、キタやミナミの繁盛店、すし割烹「神代」で5年間修行。23歳の時、実家に戻り、これからというときに父親正幸さんが61歳の若さで急逝。以来、母親と二人で店を切り盛りしてきた。メニューは毎朝、鶴橋で仕入れた魚介類でバラエティに富んだ一品料理、創作料理を提供する。すしは2貫300円位から。ランチタイムには「ミニ松花堂弁当」「にぎりランチ」など提供。お客は町工場の社長さん、地域の家族連れが多い。
実は昌弘さん、昨年結婚したばかり。新婦の茜さんは三重県亀山市の女性。約10年間旅行会社で勤め、飲食店はバイト経験程度。いきなり河内のすし屋の嫁として働くようになり「お客の歯に衣を着せない言葉にびっくりした」が、最近では毒舌に隠された優しさが分かってきた。
今年創業40周年。粟飯原さんは「勉強しながら地元に人たちに美味しいすしと料理を提供したい」と話す。
【粟寿司】水曜日定休。東大阪市柏田西1-2-3、電話06-6728-5157
すしや万歳
たまに注文が重なったとき、すし職人の部屋に助っ人を頼む時がある。ところが来る職人はほとんど60〜70代、仕事はできるが色がない。聞くと部屋にも若い人は全くいないと言う。
しゃり炊きから魚の扱い、接客、行儀、こんなに複雑で、何でもかんでも難しい仕事はない。毎日の事で10年位はあっという間に過ぎてしまう。それでも未だ一人前ではないと言われる。ここに若者が寄り付かない原因があるのではないか。しかし今でも、日本人が一番食べたい物はやはり「旨いすし」。これを絶やすことはできない。もっと門戸を広げましょうよ。もっと気軽にすし作りに参加してもらいましょうよ。短時間でにぎりぐらい握ってもらいませんか。
天王寺の交差点北側の路地裏街、初めて足を踏み入れたがびっくりした。客があふれ返っている。すし屋、焼肉屋、炉端、みんな良く入っている。一品が全品350円とか、ビール大ビン270円とかで売っている。驚きだ。
どんなに威張ってみても、やはり他所より安い方に客は引っ張られる。値段の設定は難しいけど、客が来ん限り儲けは出ない。良い物を安くはできないが、お得風、お買得、早いもの勝ちはできる。まず、客の目線に自身を置いてみたらどうだろうか。
東洋のマチュピチュと呼ばれる竹田城址を巡って来た。大した高さではないと軽く思っていたが、回りの高い山々に負けない。天空の城垣と言われるだけの事はある。風が足元をヒューヒューと音を立てて流れ、経験した事のない体感に満足。
本物のペルーのマチュピチュも、竹田城のてっぺんで生活していた人達も、きっと毎朝小鳥のさえずりや神々しい朝日を拝みながら、よどんだ下界にはおりたくなかっただろうな。